5月からスタートした特別企画「オムニバス講座」の第5弾
今回も定員を超える申込がありました。なんと道東からの問合せも。札幌市外からの参加もありました。足を運んでくださった皆さま、そして他の行事と重なって参加できなかった皆様も、関心を持っていただきありがたいです
つながりの輪の確かな広がりを感じています。また、講座の中で参加者のみなさんが提供してくれた情報や知識によって、私たちも、とても学び、考えさせられ、そして助けられました
ピーチハウスでは、「こころと体のコミュニケーションワーク」というプログラムを提供しています。プログラム対象は子ども全般・軽度発達障害を持つ人・その支援者・教育関係者の方などです。
今回のコミュニケーションスキルや、また性の健康教育などを ご依頼によって構築いたします。くわしくは HPをご覧ください。こちらへ⇒
以下は今回の講座レジュメからの一部抜粋。
① こころのコミュニケーションワーク(1対1のコミュニケーション)
言葉のキャッチボールを、可視化することで、相手に気持ちを伝えるイメージを体感します。また、ゲームを通してコミュニケーションをスムーズに図るためのテクニック(アイコンタクトをとるなど)を伝えます。相手との関係性を「対等で尊重」のあるものとします。
②グループ内のコミュニケーション
発達障害を持つ人が陥りやすい状況とリーダーの及ぼす影響について考えます。
③対人関係スキル:「サークルズ・境界線」
相手との関係性によって適した距離を体感します。人との距離を知ることで、それぞれに守られるべき空間や、適切な行動・態度のルールがあることを学びます。また、プライベートの認識を「場所」ではなく「人間関係」で設定することで、一貫性のある行動をとることができます。
日本語には翻訳されていないのですが、サークルズについての書籍をご紹介しておきます☆
書籍情報
Circles I: Intimacy and Relationships
Circles II: Stop Abuse
Circles III: Safer Ways
著者:Marilyn P. Champagne and Leslie W. Walker-Hirsch
出版社:James Stanfield Publishing