2015年11月21日土曜日

「君たちに憎しみはあげない」


若い人たちを対象としたピーチハウスの暴力未然防止活動では、

選ぶ」というキーワードを使うことが多い。










例えば、具体的事例やケースを紹介したり、考えてもらいながら

暴力でない方法を選んで、相手に気持ちを伝えることが、私たちにはできる」
「私らしく生きるために、行動を選ぶことができる」と伝えたりする。

まさに今、フランスの同時多発テロで妻を失った
フランス人ジャーナリスト、アントワーヌ・レリスさんは、

暴力でない方法で悲しみを伝え、暴力でない方法で共に残された息子に愛を伝えている。

暴力と憎しみの連鎖を断ち切る行動を私たちは選ぶことができるのだ、とあらためて思う。


 2015/11/19朝日新聞報道によると、
世界に一気に広がり共感を呼んでいるレリスさんのFB
私と息子は2人になった。でも世界中の軍隊よりも強い。
(中略)彼は生後17カ月で、いつものようにおやつを食べ、私たちはいつものように遊ぶ。
そして幼い彼の人生が幸せで自由であり続けることが君たちを辱めるだろう。
彼の憎しみを勝ち取ることもないのだから。」と綴る。

レリスさんは仏ラジオに
息子には、憎しみを抱かず世界に目を見開いて生きていってほしいから」と語ったという。



以下は、レリスさんのFB内容の全文(朝日新聞報道から)

金曜の夜、君たちは素晴らしい人の命を奪った。私の最愛の人であり、息子の母親だった。でも君たちを憎むつもりはない。君たちが誰かも知らないし、知りたくもない。君たちは死んだ魂だ。君たちは、神の名において無差別な殺戮(さつりく)をした。もし神が自らの姿に似せて我々人間をつくったのだとしたら、妻の体に撃ち込まれた銃弾の一つ一つは神の心の傷となっているだろう。
だから、決して君たちに憎しみという贈り物はあげない。君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈することになる。君たちは、私が恐れ、隣人を疑いの 目で見つめ、安全のために自由を犠牲にすることを望んだ。た、だが君たちの負けだ。(私という)プレーヤーはまだここにいる。
今朝、ついに妻と再会した。何日も待ち続けた末に。彼女は金曜の夜に出かけた時のまま、そして私が恋に落ちた12以上前と同じように美しかった。もちろん悲しみに打ち のめされている。君たちの小さな勝利を認めよう。でもそれはごくわずかな時間だけだ。 妻はいつも私たちとともにあり、再び巡り合うだろう。君たちが決してたどり取り着けない自由な魂たちの天国で。
私と息子は2人になった。でも世界中の軍隊よりも強い。そして君たちのために割く時間はこれ以上ない。昼寝から目覚めたメルビルのところに行かなければいけない。彼は生後17カ月で、いつものようにおやつを食べ、私たちはいつものように遊ぶ。そして幼い彼の人生が幸せで自由であり続けることが君たちを辱めるだろう。彼の憎しみを勝ち取ることもないのだから。




2015年10月17日土曜日

【PTA研修会で親子誕生学】

岩見沢栗沢小学校で 
親子さんへ誕生学をお伝えしてきました。

贅沢に、
45分は誕生学保護者向け説明会後、
45分は親子で聞くいのちの話 




いのちのクイズ~たくさんたくさん質問し、
子どもたちがたくさんたくさん答えてくれて♥
今日はいのちの博士たくさん誕生♥
お父さま方もご参加してくださっていて、
貴重な機会♥でした。
終了後、何人もの方はわざわざ、寄ってくださり、
「今日来て良かった」
「絶対続けてくださいね」
「誕生学を子どもたちに伝える声を上げますね~」
こんな声を伝えてくださいました。
感謝です。





そして、
宗像恒次先生のSATイメージ療法(ヘルスカウンセリング協会)の勉強会、研修会でお世話になった大好きなHさんが企画してくださいました。
とっても嬉しくって、私に久しぶりにしっぽが復活しました。
大大大好きな方に会うと、しっぽが生えて、ぱたぱた。
思い出しただけでも、また、しっぽパタパタしています。
今日の誕生学プログラムの中で出会った、
涙と笑顔にもしっぽがパタパタします。
逆方向に高速のって15分前に到着した私を
たくさん助けてくださった栗沢小学校のみなまさま
企画、準備に、後片付けに、お世話になりました。
ありがとうございました!

2015年10月10日土曜日

職員研修会にて 性の健康教育講座

暴風雨の日に
母子生活支援施設職員研修会にて

お伝えてしてきました。


写真は子ども講座 冬休みの様子。
こんな風に子どもたちに伝えてますよ~も入っている
実践的な講座です。


昨年度、オムニバス講座のからだの科学3Partとも
出席くださった、職員さんが、お声を上げてくださって実現した研修会。
それなのに、お礼をお伝えするの失念して、
反省あるのみ。本当に感謝です。

写真は、昨年の思春期のためのからだの科学の様子。



今回の研修会には、
うれしい~ことに☆若い職員の方がたくさんいらしてくださってました。
もっともっと時間をかけて、ゆっくり解説したい❤て思います。






からだの科学は 
大人が科学的視点をもって子どもたちに伝える性のことを考えてみましょう。
子どもたちに性について、簡単に伝えるだけでも、
子どもたちを性被害から守ることになる。
子どもたちに性について、伝えるだけでも、
子どもたちを加害者にすることから守ることになる。
こんな事をお伝えしています。



今回は、
お母さんから
「うちの子、ボーイズラブの漫画ばっかり読んでいるんです。なんとか言ってください」
って相談があったらどう答えますか?




こんなワークショップもしてみました。
この相談には、私たちは2つの科学的な視点を持って
望みたいと思っています♥

質問の内容が変わっても、
基準となる、立ち戻って考えるプラットホームがあると楽なんです。
軸があると楽なんです。


一緒に考えてみませんか。


研修会では、子ども講座をぜひ導入したい。
子どもに伝えるのに、こんな心配があるけれど。
終了後にたくさんお声がけをいただきました。感謝。


そして、こんな風に伝えることを一緒にしてみませんか。
性の健康教育、一緒にしたいって方いないかな~~。


母子生活支援施設の職員さんの深い関心と熱意に感謝しつつ。


今年度は
こころのケア講座も導入いただいています。

暴風雨のなか、ご参加ありがとうございました。

母子生活支援施設は札幌市内に6施設あります。
もちろん全国にあります。

***
母子生活支援施設って?
18歳未満の子どもを養育している母子家庭、または何らかの事情で離婚の届出ができないなど、母子家庭に準じる家庭の女性が、子どもと一緒に利用できる施設です。
仕事や育児、健康、家族関係、将来の生活設計のことなど、さまざまな心配ごとを相談できる職員がいます。
☆保育サービス
お母さんの突然の残業や、保育所が休みの時など、時間外保育を行っています。また軽度の疾病等で通園できない時も、希望に応じて保育を行っています。(認可保育所に準じた保育を行っている母子生活支援施設もあります)
☆子どもへの応援
子どもは年齢にあわせて、学校・保育所に通いながら生活します。施設では放課後や長期の休みでも、遊びや日常生活の援助、学習指導や進路の相談に応じています。
☆集団活動(子ども会活動や季節ごとの行事、文化・スポーツ活動)を用意し、子どもの健全な発達を支援しています。





2015年9月5日土曜日

乳幼児の為の性の健康教育



8/24に西区の大人気カフェPop Spoon Cafeさんにて乳幼児の為の性の健康教育「からだの科学」が無事終了しました。

この乳幼児編は今までピーチハウスが実施していた「からだの科学」を乳幼児版にアレンジしたものです。

なぜ性の健康教育を早くからするといいのか。

乳幼児期からするとあとあとどうラクなのか。

これらを現在の子ども達を取り巻く性情報を交えて解説。

今やることはとてもシンプル!!

それは。。。



知りたい方は講座へ来てください(ケチくさいですね)



子ども達を性の被害者にも・加害者にもさせない。

のぞまない妊娠から守りたい・性感染症から守りたい。

そして、2次被害も防ぎたい。

一番は予防です!!

ピーチハウス は、暴力未然防止・人権擁護の観点から活動している市民団体です!!

おこる前に予防したいと考えています。

からだの科学は素晴らしいプログラムだと私たちは考えています。


今回はミクロ○ニスの話しもさせてもらいました。

次回やるときは、早発月経などについても入れてみようかと思いますが、早口過ぎないように気をつけないと。。。汗

参加してくださった方々からは口々に参加して良かった。

とご感想をいただきました。

お子さんが小さくても質問されたこと・お子さんの行動をどう注意していいかわからない事もあったようでそのヒントになったとも言ってもらえました。

タイムリーにお風呂でお子さんに聞かれてパパもわからず「ママに聞いて」と。
ふられたママもはてなマークで困っていたと。

来てよかった~聞けた良かった~と言っていただき感謝です。




そして、お子さんが大きくなったら「からだの科学~基礎編・応用編~」と聞きに来てくださいね~

今回の会場は西区の素敵なカフェPop Spoon Cafeさん。



メンバーYが大興奮のスイーツセットコーヒー





最後に記念撮影~



ご参加くださったママと赤ちゃん達、ありがとうございました

ママ達に伝えることはこれからの日本が良くなっていくイメージができるのでと
てもとても力をもらえますひらめき電球

からだの科学乳幼児編は半年に1回を予定しています。

ご依頼くださると出張もできますので、幼稚園ママ同士、保育園ママ同士、保育園・幼稚園でで先生方への講座も可能です。


ご希望の方はピーチハウスへご連絡くださいませ~。
パソコンnpo_peachhouse@yahoo.co.jp





2015年9月3日木曜日

こころのキズに❤ 


どうぞ、こころの傷つきに、届きますように。

生活情報紙 オントナさんに掲載いただきました。
こころのケア講座。

















心臓に毛が生えてポニーテールできそうって言われることもある私。

それでもね、
代表で、こころのケア講座を担当している浦山と話すと


あれ?いつの間にかこころが軽くなっちゃった。


あれ?自分では元気なつもりだったけど、どうして涙がこぼれたんだろう?







知らない間にこころにすり傷できていたんだ!
って気づきがよくあります。


傷に気がつかなければ、ケアはできないんです。






こころのケア講座は誰にでも、沁みる時間になります。




第二水曜日 クリスチャンセンターにて 定期開催中。

2015年8月26日水曜日

ラジオにおじゃま@三角山放送局





9月6日 ゆりかごコンサート!

レンガの館ホールをお借りして開催いたします。

そこで76.2三角山放送局

@sankakuyama762
札幌市西区にあるコミュニティFM


にお邪魔して、おしゃべりしてきました!

その様子が、なんとUSTREAMにアップされてた~~。

おしゃべりしてきた、メンバーYは映っているって知らず。
USTREAMがあるのは知っていました。

だけど、すべてじゃないよって書いてあったし。

ま、いいか。

というわけで良かったら見てね❤

USTREAM
http://www.ustream.tv/recorded/71715085

結構笑えます。本人知らずなので。

知ってたら緊張したかもだからちょうどいいですね。

吉田ひろみさん お世話になりました!
吉田さんのリードでうきうきおしゃべりできました!


ところで、三角山放送局のツイッターは

つぶやきは
三角山放送局へのつぶやきは、‪#‎sankakuyamaを付けてお願いします‬

http://twitter.com/sankakuyama762


iphneでもアプリいれて聞けます 

http://listenradio.jp/ 


ですって!


ゆりかごコンサートはこちらから!








http://www.ustream.tv/recorded/71715085

2015年8月20日木曜日

ゆりかごコンサート 広報について思う


9月6日は、ピーチハウスで初めて企画したコンサート。



どうしたら たくさんの人に ご参加いただけるか ^^

頭をひねる 広報担当者の独り言。


たくさんの方へ情報を届けるのには

ニーズに応える必要がある。

暴力未然防止とか、人権啓発とか、本来は
憲法もかかわり、生活に密着していること。

でもね、言葉にすると硬いし、わかりにくいし、
どうせ、とか、諦めとかとひっつきやすい言葉。


ここで迷いが生じる。


私たちはニーズに応えているの?
言いたいことを一方的に言い放っているの?

特に学校に行く際には、心を砕く。

一方的に言い放てる機会ともいえる。

わたしたちを招いてくださるのは先生方。
話を聞くのは学生さん。

受動的に聞くしかない学生さんに伝える。
彼らに、彼女らに、基本的に断る自由はない。

もちろん、伝えるプロとして、能動的に聞いていただける工夫はする。
アンケートを頂き、振り返りと工夫を繰り返す。

けれど、ニーズに応えているの?

この自問自答が今回のコンサートの企画となる。
(理由は壮大な感じになるので省略^^;わかりやすい部分のみ下記に)


子育ての間、私はわき目もふらず、子育てをした。
出かけることがとても難しかった。

里も遠く、夫の里では両親が働いていた。

子どもは人見知りが激しく、
主婦だったので、保育園は利用できず、

有料にて子どもを預けるなんて想像もできなかった。

お金をかけて勉強するなんて思いもよらなかった。
1000円でも、考えたものだ。

金銭的に余裕なく、はじめから諦めていた。

どうしても出かけたくなったのは

子どもが幼稚園の時のPTA感謝の会。
園長先生がPTA役員を招いてくれてのお食事会。

そのころは自由に子どもを預けられる仲間にであっておらず。

出かけられず、一人でしくしく泣いたことがある。
夫は、飲み会に行ってしまったから。

だから、子どもと一緒にでかけられる行事はとても嬉しかった。
子どもと一緒になら、出かけられたから。

今みたいにカフェもなかったから、
子どもと一緒に出かけられる工夫がされた場所を見ると嬉しくなる。

ああ、私もこんなところになら出かけられたかもって。


だから、アッチェの橋口さんのお話を伺ったときに
心が動いた。


子どもと一緒に楽しめる時間。
子どもに子守唄を教えてもらえる時間を作りたい。
子どもたちに子守唄を伝えたい。歌いたい。



ニーズがないわけじゃないと思う。
だから、参加希望いただいています。


橋口さんみたいな方に、そして、かつての私みたいな人に

子育て十分に楽しんでいる人に、たくさんの人と一緒に、

音楽を楽しみたい。子どもたちのあふれる笑顔をたくさん見たい。



アッチェさんの音楽は楽しいこと間違いなし。



どうしたら、かつての私に情報を伝えられるの?

どうしたら、かつての私が、自分に価値を見出し、2000円の参加費を払えるの?



もっと考えたい。

もっと伝えたい。



ああ、広報っていつも胃が痛い。眠れない。
そして、ワクワクと楽しい♡

どっちが強いかな。最近はワクワクと楽しいかな。

ダイエット中だからか?胃は痛まない。
山に登ると夜は必ず眠い。




ゆりかごコンサートは下記をご参照ください。

http://www.kokuchpro.com/event/e91cb3a08bd8886d00860cdb1b6358e7

日時 :9月6日(日) 10:00開場 開演10:30

場 所:レンガの館ホール
    札幌市西区八軒1条西1丁目2-5

参加費:大人2000円 未就学児:無料
    ペア割り引き(大人2人)3000円
    小学生以上:500円 
    先着大人50人 
    小学生以下は大人が同伴してください。

    当日受付にて参加費お願いいたします。

定員:大人50名 お早めにどうぞ。

申し込み締め切り:8月31日
 
お申込みは下記URLから。
http://www.kokuchpro.com/event/e91cb3a08bd8886d00860cdb1b6358e7

主催:NPOピーチハウス

共催:三角山放送局

協賛:のえる小児科 しんぐるまざーずふぉーらむ北海道 DVこころのケアholohol
   母乳育児相談室ピア

後援:札幌市・札幌市教育委員会

ご協力いただいています皆様に心より感謝いたします。















2015年8月2日日曜日

自由な発想とひらめき

【自由な発想とひらめき】
講座やイベントで出会う子どもたちのキラキラが大好き。
やわらかい柔軟な発想が大好き。

夏休みの 「性の健康教育 からだの科学 子ども講座」
で出会ったキッズの言葉
「科学者のすごいところは、発想とひらめき!」
(なかなかいい講座なんです、からだの科学☆)

子どもたちはみんな科学者!

工作のコマに裏側にダイヤモンドシールを貼る!
すっごくよく回るんです。
(大人はしない。子どもは結構裏にこだわる)
すごいな~

そして、いつもちょっと【ドキドキする】こと。

それはね、
例えば、工作の見本には表にしか装飾がないと、
見守る大人が、裏にはっちゃダメだよとか、はみだしてるとか
早くして、とか、こっちがいい、とか・・・・・
たくさん言葉をかけること。

一方でまったく別の視点のお話を聞いたことがある。

親から虐待をうけ、大好きな絵を描くことでしか、自分を保てなかった。
誰がなんと言おうと描きつづけたから、今がある。(職業はアーティスト)

子どもたちの育ちに大人はどうかかわるか?
どうかかわれるか?

子どもたちの力を信頼し、
何より、自分自身の力を信頼し、
そこに寄り添い、
自由な発想とひらめきをのばす言葉をかけること。

一緒に過ごせる時間を、
ギフトのような時間を感謝しつつ過ごすことかな~?
私は十分にはできなかった!

まだ、わが子とも少し時間が残っているな。
この時間を大切にしよう!と思う メンバーYでした。


2015年7月26日日曜日

いじめられるのは、「よわいから」 だ

「いじめを経験した。
だから『いじめられるのはよわいから、だ』って思う。
強くならなきゃ!」

こんな思いをそっとつぶやいてアンケートに答えてくれた
子どもたちがいました。(文末にアンケートの写真掲載しますね)

暴力は人の力を奪うもの。
改めて実感します。


石狩市 こども未来館にて
いしかりこどもまつりのブースを担当するようになって、数年。

暴力未然防止、人権啓発を発信しているピーチハウスだから
お願いしたい、尊重の空間になってくださいと、
素敵なご要望にて参加させていただいています。

お祭りらしく、工作や、いのちのサイズ実感コーナーと合わせて、
毎年苦心して、暴力未然防止の色をちょこっと混ぜます。

今年の工作はコマ!6月7月は高校での講座にて余力なく、
子育て支援ワーカーズの岡田さんにアイディアを授けていただきました!
さすがたくさんの子どもたちがコマ作りを楽しみました。感謝です。


そして、今年は、
シールを貼る簡単な調査を実施してみました。

ブースによってくださる子どもたちと保護者の方、
また、高校生、大学生スタッフに

おしえて!「いじめられるのはよわいから、だ」
そう思う そう思わない   どっちか選んでシール貼ってね!

とお願いしました。

小学校3年生以下はほとんどの人が即答で
 「そう思わない(弱いからじゃない)」を選んでくれました。

ただ、冒頭のように、強い意志をもって
「そう思う」とシールを貼った子どもたちがいました。

もちろん、体験から強さを学ぶことは必要なこと。

どうぞ、その強さが 「強くあるべき」で縛られませんように。
しなやかな自由な強さでありますように。

こんなことをそっと願います。

そして、暴力は未然に防止したい。
自分も相手も大切にできる関係性を
発信していきたいと願います。

さあ、この結果はまた講座の中で活かしていきますね!

ご協力いただいたみなさん
石狩未来館のみなさん
ご一緒させていただいたスタッフのみなさん

ありがとうございました!



2015年7月24日金曜日

子どもたちに伝えたい、対等で尊重のある恋愛のたのしさ



子どもたちに伝えたい、対等で尊重のある恋愛のたのしさ

こんな題で、

中学校のPTA研修会にて

思春期の生と性、デートDVについて、性の健康教育講座を

お届けしてきました。

参加いただいた先生が素敵な記事にしてくださったので、

ご紹介します!

是非、ご覧ください こちらから




中学生になって、ぐ~んと身体が充実した感じ!

急に大人になってなんだか寂しい・・・。

性のことって、なんとなく不安だかれど・・・

いまよく、言われるDVってどんな感じ?

LINE スマフォに夢中な子どもたち、トラブルないの?


こんな気持ちを感じたら、
一度性の健康教育について一緒に考えてみませんか?

中学生!からだとこころが大きく変化する大切な時期。

子どもたちの健やかな成長をサポートし、
豊かな人生を願うからこそ、

一緒に考えてみましょう!


学校で地域で考えるからこそ、この時期意味がある!


そんな場所をつくって、つないでくださる、
役員のみなさん!学校の先生方には

いつも、心より感謝しております。


そうそう、黒松内のパン屋さんをご紹介いただきました。

木の実の詰まったタルトとっても美味しいタルトをごちそうになりました!

それから、
メグさんの からだの科学 仲間 


ありがとうございました。









2015年7月19日日曜日

~行動を選ぶのは自分自身~デートDV防止教育講座



先日、洞爺湖のほとり、壮瞥町にある壮瞥高校の生徒さんと
 
関係の方々に、デートDV防止講座をお届けしました。


デートDVを防止するための話にはいくつかキーワードがあります。

そのひとつが「感情を責めない、行動を選ぶ」です。


私たちは誰かを好きになったら、

その相手にも自分を好きになって欲しいと願います。

その結果不安になります。

嫉妬もします。自分に自信がなくなったりします。


その感情に「良い悪い」はありません。

自分の心の中は、自分の自由です。


けれども、その感情を行動に反映させるかどうか、

相手にどんな態度をとるかは

自分が「選ぶ」ことです。


また、暴力には相手に向けられること以外に

自分を傷つけることで

相手をコントロールしようとすることもあります。

それもまた自分が選んでいる行動です。


二人でいても怖くない、緊張しない、思ったことがなんでも言える

 言われたことに自分の気持ちで答えられる

 「対等で尊重」のある恋愛をおすすめしてきました。


 札幌からの道のりは快晴で、定山渓、中山峠、羊蹄山を望み、

洞爺湖を眺めながらのドライブは

北海道の雄大さをあらためて感じるすばらしい時間でした。


こんないいお天気の午後に(!)

スライドを見るためカーテンを閉めた、蒸し暑い体育館に2時間も(!!)

じっと座り続け、私たちの話に耳を傾けてくださった生徒のみなさん

 (関係者のみなさんも)

ありがとうございました。


また、ロールプレイにご協力いただきました先生や生徒さん

ありがとうございました。

私たちの講座ではこのロールプレイが大きな鍵になります。
 
ぶっつけ本番で台本を渡されても、動じず演じてくださったことに

あたたかい校風を感じました。





講座のあと、生徒さんから「インパチェンス」という花の鉢植えを

プレゼントしていただき感激しました。

生徒さんが実習で育てた花だそうです。


ありがとうございました。大切に育てます。  (K)






2015年5月23日土曜日

世界一大きな授業@ピーチハウス

世界一大きな授業ってご存知ですか。

以下(世界一大きな授業2015)HPより 一部抜粋
 

世界100カ国以上の子どもたちと一緒に教育について考える世界規模のイベントです。

ギネス認定証
世界で885万人が参加した2008年の「世界一大きな授業」はギネス記録に登録されました。
現在、世界で小学校に通えない子どもは5,780万人、文字の読み書きができない大人は7億8,100万人もいます。国際社会は2000年に、すべての子どもと大人に基礎教育の権利を保障するために、「万人のための教育(Education for All)」目標を定め、2015年までに達成することを約束しました。
「世界一大きな授業」とは、世界の教育の現状を世界中で同じ時期に学び、教育の大切さについて考えるイベントです。今年も世界100か国以上で開催し、参加者の声を各国政府に届け、教育政策に反映するように働きかけます。「すべての子どもに教育を」を合言葉に2003年にスタートし、2008年には885万人が参加、ギネス記録にも認定されました。日本でも2014年には約7万人が参加しました。学校に通えない子どもたちの現状を知り、日本の私たちにできることを考えてみませんか?


世界規模のイベントをとにかく体験してみよう!!
申し込みから実施まで1週間☆
超スピード実施してみました。
趣旨に賛同し参加くださったみなさん ありがとうございました。
子どもも参加予定だったのですが、お風邪をひいてキャンセルになり、
大人5人で体験。








たくさんの教材の中、教育と資金について考えてみました。

例えば! クイズがあります。
Q.世界では、どのぐらいの子どもが小学校に通っていないでしょうか?
   5人に一人、12人に一人、25人に一人、50人に一人 答えはどれ?


  小学校に通っていない世界の子どもの半数は紛争地域に住んでおり、この割合は2008年から上昇している。(⇒世界一大きな授業2015 教材の一部抜粋)


ロープを使って国家規模で教育のための資金を考えてみました!
会場をぐるぐる回るロープ。
もつれちゃうよ~なんて言いながら動いて視覚で理解していきます。
                               ↓


 最後は政府への提言まで取り組みました!

 テロリズムとたたかう最強の武器は教育。
 テロ対策として軍事費を増やすのではなく、教育費を増やすを選択して下さい。

 軍事費の1%でも教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE基金)に拠出を。

 リーダーや政治家に女性がもっと携れるように男女共同参画社会推進を行って下さい。

このような提言、国民を声に耳を傾け、具体的な案を示して下さい



感想は

ワークショップ形式で、難しくないし、自分で感じていることが視覚化できた。

声を出して訴えることが大切だと改めてマララさんの手紙やフリーザチルドレンの提言をみて感じた。声を出すことで周囲の協力を得て、支えを得てマララさんもノーベル平和賞を受賞したと思う。だからこそ政府への提言を一緒に考え提出できるなんて嬉しい。

力で力を押さえようとすると終わらない(戦争、軍事)
教育を充実させる、環境問題を解決する、こんなためなら、今のように便利な社会でなくても構わないと思う。政府には行動で示してほしいと改めて考えた。女性や障がい者は、まだまだ社会的に弱者だと感じた。
1時間で、コンパクトなのに、深い内容で、取り組みやすかった。1時間で出来ると思うと気軽に参加できました。

参加することで世界のことは、日本の、私たちのところへ繋がっている。こういうお話を聞けたことは大変勉強になりました。教材が充実していて解りやすく、すごくよかった!

来年度は、たくさんの方と一緒に勉強したいね!
来年度は、子どもたちと実地します!
来年度は、近くの大人と一緒に取り組んで、子どもたちが体験できる機会を増やします!


というわけで、来年度も継続して取り組み、
ピーチハウスを通じてこの世界一大きな授業を知り、子どもたちと取り組んでくださる方を増やしたいね!
とわくわくしています。

興味を持った方は来年度一緒に体験してみましょう♪