2015年7月26日日曜日

いじめられるのは、「よわいから」 だ

「いじめを経験した。
だから『いじめられるのはよわいから、だ』って思う。
強くならなきゃ!」

こんな思いをそっとつぶやいてアンケートに答えてくれた
子どもたちがいました。(文末にアンケートの写真掲載しますね)

暴力は人の力を奪うもの。
改めて実感します。


石狩市 こども未来館にて
いしかりこどもまつりのブースを担当するようになって、数年。

暴力未然防止、人権啓発を発信しているピーチハウスだから
お願いしたい、尊重の空間になってくださいと、
素敵なご要望にて参加させていただいています。

お祭りらしく、工作や、いのちのサイズ実感コーナーと合わせて、
毎年苦心して、暴力未然防止の色をちょこっと混ぜます。

今年の工作はコマ!6月7月は高校での講座にて余力なく、
子育て支援ワーカーズの岡田さんにアイディアを授けていただきました!
さすがたくさんの子どもたちがコマ作りを楽しみました。感謝です。


そして、今年は、
シールを貼る簡単な調査を実施してみました。

ブースによってくださる子どもたちと保護者の方、
また、高校生、大学生スタッフに

おしえて!「いじめられるのはよわいから、だ」
そう思う そう思わない   どっちか選んでシール貼ってね!

とお願いしました。

小学校3年生以下はほとんどの人が即答で
 「そう思わない(弱いからじゃない)」を選んでくれました。

ただ、冒頭のように、強い意志をもって
「そう思う」とシールを貼った子どもたちがいました。

もちろん、体験から強さを学ぶことは必要なこと。

どうぞ、その強さが 「強くあるべき」で縛られませんように。
しなやかな自由な強さでありますように。

こんなことをそっと願います。

そして、暴力は未然に防止したい。
自分も相手も大切にできる関係性を
発信していきたいと願います。

さあ、この結果はまた講座の中で活かしていきますね!

ご協力いただいたみなさん
石狩未来館のみなさん
ご一緒させていただいたスタッフのみなさん

ありがとうございました!