2013年12月7日土曜日

うれしくなれるのなら・・頑張れる!

小学校6年生の親子レクの時間に親子で誕生学をと呼んでいただきました。

なんと学習発表会では「ニングル」を演じたという素敵な64人の6年生。
保護者の方も大勢集まってくださいました。春の月経教室に参加いただき、ぜひとも、クラスでと機会をつないでくださったMさん ありがとうございます。

その場でざざっと書いてくれた子どのたちの感想の多くに
学習発表会の劇を通じて「いのち」について深く学んだと書かれていて
どれほど素敵な劇だったのだろうと見逃して残念な気持ちでいっぱいです。

そんなにたくさんいのちについて学んできたけれど、改めていのちに感動した、今日は知らない情報がたくさんあって楽しかったという感想もたくさん。



今日いのちの話を聞いて赤ちゃんのことで最近起こるニュースの事件がむなしいと感じました。私も人のこと考えてないことも多いので、言葉使いも行動もこれからは気をつけようと思いました。今回は今日のために来てくれてありがとうございました。

すごい何か感じるものがありました。おかさんとかと最近喧嘩してギクシャクしていたから余計に心にひびきました。私ももう月経もきていて大人になる準備がはじまっているんだなと思うことがあります。ビデオのお母さんたちの嬉しそうな顔をみて感動しました。私は子供を持つのは怖かったけど、嬉しくなれるのなら頑張れるなと思いました。


実際の場面では、実はいつも男子の盛り上がりがにぎやかですが、

女子もこんなに感じていてくれてうれしい気持ちです。

学習発表会での合唱曲 「いのちの名前」を最後にお願いして
歌っていただきました。

先生方はもう3週間以上前で久しぶりで・・・、
もっともっと素晴らしい仕上がりだったとのことですが、
突然のことにも、ブーイングの声も上がらず、全員がしっかりと
まとまって歌っている姿はまさしく、WE CAN 、 I CAN に輝いて見えました。




2013年12月4日水曜日

自閉症者が語る人間関係と性


寒くなりました。

雪があるとクリスマスソングが盛り上がるのは不思議です。
人間はイメージで随分感覚も違ってくるな~なんて実感しております。

さて、先日盲学校の先生方へからだの科学の大人講座を
実施させていただきました。

ピーチハウスでは軽度発達障がいの方への
こころとからだのコミュニケーションワークを展開しています。

この経験も生かした講座となりました。

視覚機能障がいに詳しくはありませんが
それでも、基本は同じ。

家庭で伝える性の健康教育と同じ。
万能な答えはなく、一人ひとりにあったオーダーメイドの
教育を繰り返し行っていくだけ。

ですが、「性」と一口にいっても
どの発達段階にあるか、
からだの問題とセクシャリティーの問題
人間関係の距離感のはかり方やプレイベートゾーンについて
さまざまな考え方があります。

性となると、つい一元的な見方になってしまう
傾向があるのは私たち大人です。

性の健康教育という概念のない時代に育ち、
「はしたない」「口にするものではない」などという
教育を受けてきているからです。

 科学的という視点を一つ広げてみるだけ
でも随分違ってくるのではないかと私たちは考えています。


だからこそ私たちが大切にしていることは、
まず、子どもを養育する大人の方への
講座を実施させていただくということです。

こんなことでは子どもたちに伝える機会が・・・、
多忙で、また様々なことから足を運んでいただけない
ご家庭の子どもたちにも伝える機会がほしい。

少しルールに柔軟性をもたせてもいいのでは?
こんな議論が行きつ戻りつありましたが
現在は基本ルールとなっています。

メンバ-が複数いるということは、
ぶれそうになっても、必ず「基本」に立ちかえることが
できることも素晴らしいことです。

今回も日々生徒さんと対峙しておられる
先生方に頭が下がる思いでお伝えさせていただきました。
勉強になりましたというご感想をいただき感謝しています。

私たちもまた改めてしっかりと
性の健康教育を考える機会をいただきました。

機能障がいとともに生きる方への性の健康を
考えるとき、とても参考になる本があります。

表題の本です。

グニラ・ガーランド著  自閉症者が語る人間関係と性

おすすめです。


2013年11月27日水曜日

Tシャツ一枚で世界は変わる

先日 北海道大学学術交流館で開催された

「たいせつなひとが性暴力に遭ったら...私たちにできること」
こんなフォーラムに参加してきました。

いのち、性を伝える時に、常に前に被害に耐え、
サバイブしている命があることに想いを馳せるために。

今月は虐待防止月間。

30日には札幌エルプラザにて

クローズラインプロジェクトジャパンの
         代表中山美奈さんの講演会があります。
参加してみませんか?


私たちにできることを考えてみませんか?
クローズラインプロジェクトジャパンは こちら
http://clothesline-project.jp/


講演会詳細はこちら
http://www.danjyo.sl-plaza.jp/event/taka-2-2/


ピーチハウスもTシャツでメッセージ参加しています。


2013年11月24日日曜日

生きやすさを考える

昨日は「女の子らしさって?男の子らしさって? 生きやすさを考える」
こんなワークショップを石狩市役所と協働で提供させていただきました。

50人近い石狩のみなさんと 講演やグループワークを通じて
子どもたちへ送るメッセージの花束を作成しました。

メッセージを今苦しんている子どもたちへ届けたい。
こんな考え方があることを、そして
こんなにたくさんの大人が応援していることを届けたい。
私にとっては涙が止まらない時間になりました。

最後に市役所の清水さんとも「メッセージの花束の時には涙がこみあげてきました。この気持ちが動いた体験が気づきや行動変容につながったら」こんなお話をしました。

男としてのソントク?女としてのソントク?
違う性と一緒に考えてみる機会ってあまりないかもしれません。
発表の場面では笑顔が自然とひろがるのが印象的でした。

会場でご一緒できた皆様ありがとうございました。

そして、ワークショップを創りあげたK氏!お疲れ様です。

2013年11月18日月曜日

いのちへのまなざし

今日も誕生学Rをお伝えしてきました。
久しぶりのブログです。
ご報告事項はたくさんあるのですが、
ひとまず、本日のご報告です。

長い間願っていた贅沢なプログラム。

誕生学R、いのちの力を改めて感じるプログラムの後に
赤ちゃんとママに来ていただき、「いのちってあたたかい」
こんな出会いをつなげるプログラムです.

1コマだったご依頼をせっかくだからと
30分延長いただき、
ゆっくりと30分赤ちゃんとご家族とふれあう体験。

北広島西部中学校では
今日は、「生命」をテーマにした授業参観日。
全学年で様々な取り組みが行われていました。

どの学年にも参加させていただきたい気持ちを
ぐっと堪え、2年生に誕生学をお届させていただきました。

60人の生徒さんに、なんと赤ちゃんゲスト10名!
ただただ、セッティングしていただいた保護者のTさんを
はじめとする役員の皆様に感謝です。

赤ちゃんゲスト、保護者参加への声かけ、学校との
調整、赤ちゃんゲストさんへの接待とそれはそれは、
多くのお力を注いでくださいました。

そして、雨模様の天気の中ご参加くださった
赤ちゃんとご家族にも感謝。

「ねえ、ねえ、男子キャラ破壊」

今日のキャラしかわからず、残念だな~
普段はどんなだろう?

優しい笑顔でふれあう生徒さんたち。

言葉より何より雄弁にここに存在するいのちに触れる
時間を作ってくださったご家族に心からお礼を申し上げます。

誕生学プログラムの後にいのちを深く見つめる時間。
こんな笑顔が自然とひろがります。

まさしく、感じるいのち、そしてこのまなざし。
こんな輪をもっともっと広げていきたいと願います。

F先生準備ありがとうございます。
先生のご尽力があってこそこの盛りだくさんのプログラムを
終了できました。

保護者の方にも赤ちゃん抱っこ体験人形を抱っこしていただきました。

「え?こんなに重たかった?」

皆さんと感想も共有するお時間をいただきました。

「あんな小さい時期もあったんだな」
「みなさんの話を聞いて悩みは一緒だとわかったことが嬉しい」
「学校であんな笑顔をしているなら、安心できると感じた」

子育ての終盤になってきています。
私たち親にとっても、いのちの始まりの力に
想いを馳せることはふっとゆるめる時間になりますね。

さて、帰宅した息子に南区保健センターにお借りした
赤ちゃん人形を抱っこしてもらおうと張り切ってみましたが、
「遠慮します」 ですが、なぜか、指相撲真剣勝負。

いつの間にか手が私より大きい!改めて私もいのちの力と時間を
実感しました。

南区民センターの森保健師さま。ありがとうございました。





2013年9月15日日曜日

科学者誕生



連休中にピーチハウスオリジナル♡ 性の健康教育講座子どものためのワークショップを開催しました。

 幼児さんから、小学校5年生まで16名の子どもたちにご参加いただき、保護者の参加もありましたので、お部屋はいっぱい。

 集まったとたんに、幼児、低学年の部では、座布団サーフィングが始まり、にぎやかなこと。今日は男子2/3 女子1/3と男子が多い会でした。

 昨年より、子ども講座は年に数回企画し、市内家庭教育学級等で保護者の皆さんにお伝えした際に、子ども講座のご案内できるように企画しています。ですから、子どもたちも大抵仲良しさんがいらっしゃいますからリラックスして、聞いていただけます。
子どもたちにリラックスしてもらうこと、楽しい気持ちで帰路についてもらうことを大切にしているこども講座。なぜって、性のことは口にしたりするだけで、こらっと怒られたりすることの多い話題です。

 だからこそ、からだの科学の情報は、脳内に明るく楽しいイメージとともに、しまっておいてほしいから。




 このために、講座担当者は苦悩?(´▽`*)オプションの工作や、ゲームに何を取り入れるか、常に頭を悩ませ考えています。参加しやすいように、500円/子ども一人の講座。材料費はわずかしかかけられませんからこれまた難しい。
材料寄付してくださる方,アイディア提供してくださる方募集中です。

 そして、昨日も科学者が16名誕生しました!
!からだの科学では、科学者になったつもりで子どもたちに話を聞いてもらっています。
お話が始まったら子どもたちは集中して聞いてくれます。


本日のからだの博士賞は幼児クラスに参加した、R君。幼児クラスの講座中は、ごぞごそ、もぞもぞ。後ろでお母さんはちょっと残念そうな表情でした。きっと後ろのお母さんからは、ほとんど聞いていないように見えたのです。

 ところが、兄弟のお姉ちゃんが高学年クラスに参加するので、高学年クラスにもお部屋の後ろでRくん参加。すると、クイズ形式の問にパーフェクトにR君が回答。エクセレント!!

 担当者ふたり、講座終了後に、一瞬、「エネルギー使い切った~」とほっと深呼吸。それでも、こどもたちにもらったエネルギーを注いで、午後も講座やイベントの打ち合わせを行いました。


 私たちが申すのもなんですが、からだの科学子ども講座は楽しい講座です!

2013年9月14日土曜日

ブラックボックス!

今日はピーチハウスのオリジナル講座となった「からだの科学 子ども講座」を開催しました。ちびっこから小学校5年生まで、16人の子どもたちが参加。

今日一番の功労者は、なんと写真の箱です。



からだの科学ではとにかく楽しい思い出を持ち帰っていただけるように、

昨年から工夫して、アートセラピーやゲームを導入しています。こんな時、多様性を持つ集団であるピーチハウスの力が発揮されます。

それぞれの専門性の高い異質な講座の内容を共有したり、相談したりすることで、思考が深まり内容が広がります。

 さてさて、今日は、高学年のクラスでは、ブラックボックスゲームを実施。

箱の中にお菓子や飴を含めいろいろなものが入っていて、好きなものを一つ、つかんで持って帰っていいよというゲーム。
思ったよりずっと、女子も男子もノリノリです。おまけに、兄弟の幼児さんに至っては、もうきらきらを通り越して目からよだれがでている感じ。楽しい気持ちをプレゼントできたようでうれしいです。

 写真のブラックボックスは、昨年天国に旅立ったFさんに、何か作ってね!と託された絵本のカバーで作ったものです。もう作成して、かれこれ9か月。今日はこのブラックボックスの檜舞台。

実は作成してすぐに飴玉をたくさんいれて、飴のつかみどりを企画しましたが、これは不人気。選びたい!と子どもたちの要望が。それで趣向を凝らし、今回の企画になりました。

20の瞳にじっと見つめられ、一生懸命に中を探られた箱さん、お疲れ様。子どもたちが手をいれても安全で、やさしいように、中にはちゃんと布が貼ってありますし、入口の菊われは、フェルトです。作成者はピーチハウスの美術担当のK氏です。
ありがとう、Fさん、K氏。こどもたちの真剣な表情を見てほしかったよ。


こども講座は、500円/人の講座です。材料やアイディアを寄付してくださる方大募集中です!

2013年9月10日火曜日

参加者のみなさんのお話がとても参考になりました

気が付けば、庭の赤しそが花穂をたくさんつけておりました。
朝食のもずく酢に添えるととってもキレイ。

ですが、息子は、観察し、「食べる義務があるか」とのたまう。
食卓にぽつんとのこされた穂紫蘇に秋を感じます。

さて、性の健康教育からだの科学に、こんな感想が寄せられました。

「講座の中のグループワークがとても参考になりました。
性のことって、普段は、話しずらい内容ですが、講座に集うということで、

連帯感が生まれ、話し易かったのではないかと思いました」

性のことって、生 生きることなんだなと思います。
マズローの欲求段階でも1番下層の生理的欲求に位置します。
本来は生き抜き、いのちをつないでいくために欠かせないものです。

だからこそ、地域の皆さんと話題を共有することはとても大切です。
普段はひっそり話さないことだからこそ^^)
明るい場所で、子どもたちの命を守るという視点をぶれないように持ちつつ、


話してみることを講座担当者である佐藤千鶴も私もとっても大切に思っています。

ですから、どうやって私たちが話しすぎずに^^;参加していただく時間を捻出するか^^;

頭をひねります。

性のこと子どもたちとも、周囲の方ともお話するときの
コツ♡もお伝えしています。

合言葉は? 「好奇心!! 深呼吸!!」
(この文意を知りたい方は、ぜひぜひ、大人講座へいらしてください。)


次の開催は12月21日です。




2013年9月5日木曜日

いじめや自殺が軽減されると思いました!

 第47回道北母親大会で助言者として
 誕生学保護者向け説明会をお伝えしました。

 「優しいいのちの伝え方」

 参加された方からの感想が届きました~☆


 「いじめや自殺などがたくさん起きていますが、誕生学がめざしていることで、
 かなり軽減されるように思いました。」

 「子どもたちに伝えたいことばかりでした。〝あなたが生まれてくれてよかった〟
  と言ってもらえるだけでどれだけ多くの子どもが幸せになれることでしょう。
  心がほっこりあったかくなりました。」

 「自分の育ちや子育てを振り返りながらお話を聞きました。
  保育士として子どもたちと接触するとき何を大事にしたらいいか、
  教えられた気がします。」

 「日本の高校生の性感染症の比率が欧米の約10倍と知り驚きました。
  命の誕生と尊さを丁寧に子どもたちに伝えることがとても大切だと感じました。」

  誕生学のメッセージを受け止めてくださり心から感謝します。

  どうぞ、「生まれてきてくれて、ありがとう。あなたの存在はとても大切。」
  こんな言葉をたくさん子どもたちに伝えてください。

  そして、子どもたちへ伝えるために、お力を貸してください。

  誕生学アドバイザーは、北海道に現在22名。
  北海道のすべての子どもたちに「うまれてきてくれてありがとう」の
  メッセージをお届けします。


      

写真は昨年の北海道母親大会での様子

  
  

 

2013年9月3日火曜日

つながり☆ひろがり



女性支援を行う


ウィメンズセンター大阪

女のスペース・おん

札幌市男女共同参画センター


そうそうたるメンバーで開催された、

とことん”ワタシ目線”でカラダについて考えるイベント。


ピーチハウスも団体リレートークで

「こころのケア講座」について、お話させていただきました。









つながりたいと願っていました、

札幌の地道な支援を続けておられるたくさんの団体と

改めて、ご縁をいただくことができました。


ピーチハウスのコンセプト 


一人ひとりが大切にされる社会を目指して、

女性と子どのも元気を考えること、


ひとりから、つながりあい、広がりを!


また、一歩前進できたと嬉しく思っています。


HPもリンクを少し増やしました。

ご覧いただけると嬉しいです。


ゆっくりと自分のだけのための、自分の時間をもってみませんか。


ピーチハウス♡こころのケア講座は、


もしも、他の人から大切にされなかったとしても、






自分で自分のことを大切にすることはできるし






自分以外のものから幸せにしてもらうのではなく、


自分が幸せと感じることを見つけていくことはできること、






その力は自分の中にある!ということへの「気づき」を大切にしています。



この講座はカウンセリングでも治療の場でもなく、






参加される人自身が学んで、


考えて、自分に向き合える時間を提供しています。

そして、参加することによって、それぞれ傷つきはちがっても、






自分ひとりではないことを感じていただけたらと思っています。






第2水曜日に札幌クリスチャンセンターにて毎月実施しております。




2013年8月31日土曜日

森美術館でおきたことー、性暴力について考える 

情報提供です。
踏みつけられる側からの視点を、忘れずにいる社会にしたいです。

拡散希望です。
以下、貼付けます。

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
ポルノ被害と性暴力を考える会のみやもとせつこです。

六本木の森美術館で会田誠展が開催され、そこに極めて女性暴力的・侮蔑的な‘作
品’が展示されていることに気が付き、抗議の署名運動をし、結果的には1週間ほど
の間に300名近い賛同者を集めて、森美術館に抗議のために乗り込んでいきました。
もちろん、相手は、表現の自由がある、美術館の社会的使命は作品を紹介することだ
と言って私たちの抗議を一蹴しました。
抗議しただけでは面白くないので、なぜ抗議しなければならいないのかを、一冊の本
にまとめてこのほど出版いたしました。

もしよろしかったらお手にとって見て下さい。そしてさらにお願いはこの情報をでき
るだけ拡散してください。
申し込みはみやもとさんのメールアドレスへ GZV05067@nity.com
値段:1890円(税込)+送料
送り先住所・氏名・部数をあわせてお書きください。

以下、本の内容です。
******************************

森美術館問題と性暴力表現
ポルノ被害と性暴力を考える会編

はじめに 森美術館問題の発端と経過 ポルノ被害と性暴力を考える会


第1部 森美術館問題、私はこう考える

イダヒロユキ「性暴力被害者の声に耳を傾けず主流秩序にいなおる森美術館」

梅山美智子「男性雑誌と性表現」

岡野八代「なにに、わたしは危害を感じているのか?――森美術館問題とヘイト・スピーチ」

西山千恵子「『芸術』の驕りと女たちの沈黙」

前田朗「ジェンダー・ヘイトスピーチを考える」

宮口高枝「森美術館・会田誠展への港区での請願経過」

森田成也「在特会デモと会田誠展とのあいだ」

横田千代子「婦人保護施設の現場から訴えたいこと」


第2部 森美術館問題をめぐる討論集会

Ⅰ 第1回討論集会(2013年2月5日)

宮本節子「芸術表現と人間の尊厳」

森田成也「ポルノ表現と性暴力」

前田朗「表現の自由と責任―博物館法における社会的責任」

Ⅱ 第2回討論集会(2013年3月23日)

角田由紀子「ポルノ被害をどう考えるか」

前田朗「<博物館事件>小史」

宮本節子「森美術館との話し合いの顛末」


第3部 資料

№1森美術館への抗議(ポルノ被害と性暴力を考える会)

№2「会田誠展 天才でごめんなさい」への抗議と「犬」シリーズ展示 撤去の要望(宮本節子)

№3森美術館への抗議文(金尻カズナ)

№4森美術館の回答

№5森美術館の回答について(ポルノ被害と性暴力を考える会」

№6「間誠展 天才でごめんなさい」への抗議と展示中止の申し入れ(石原都知事の女性差別発言を許さず、公人による性差別をなくす会)

№7港区議会への請願書(宮口高枝 他)

執筆者紹介

不磨書房発行/信山社発売/174p./ 2013.8.30第1刷

2013年8月27日火曜日

子どもたちとコミュニケーションを☆






さわやかな秋空が広がっています。

昨日は夏休み明け、そうそうに 

八軒西小学校の家庭教育学級にお伺いし、

からだの科学を届けてきました。


37人もの保護者の方にお集まりいただいての
ワークショップ

ご家庭で性のお話がタブーでないことが
大切とお伝えしました。

私たちは何も日常的にどんどん解放的に
性をお話くださいとお伝えするのではありません。

性がタブーである限り、
自分のカラダに起こることを
肯定的にとらえることはできないと考えます。

私たちの命が始まるときのことです。
大切な命に係わるお話なのです。

カラダを守るために、
いのちを守るために、

カラダを搾取し、
いのちを搾取する商業的な性情報に
負けないように、

子どもたちと生からみた性について
話していきたい。

コミュニケーションを繋いでいきたいと
お伝えしています。

あまり肩肘はらず、
ご家庭で会話を紡ぐヒントになればと
お伝えしています。

そして、大人のための講座を受講くださると
子どものための講座をお子さんと一緒に
受講できます。

一番苦手~とおっしゃる性行為についても
子どもの講座に含まれていますから、
子ども講座を受講いただくのも

伝える一つの方法かもしれません。

子ども講座は9月14日、1月11日に開講です。

大人講座はピーチハウス主催で12月21日に開講します。

よろしければご参加ください♥






2013年8月11日日曜日

ボラナビ俱楽部

ボラナビ俱楽部のホームページに、ピーチハウスが毎月1回第2水曜日に、札幌市内で提供している「こころのケア講座」の案内が掲載されています。


ボラナビ俱楽部の担当者の方には本当に感謝しています。
多くの人の目にとまるといいなー。

ピーチハウスの提供講座はそれぞれ、自信を持って人に紹介できる質と情報の高さだという自負があります。

ところが、メンバーの一員である私個人に関しては、いかんせん、講座提供に全精力をつぎ込んでしまって、広く必要とする人たちへ届ける、つまり広報の余力がない、というのが実情です。

質の高い講座を準備しても、必要な人たちに届かなければ、私たちが目標とする「ひとり1人が大切にされる社会の実現」へのスタートラインにさえ立て得ない。


ボラナビ俱楽部のHP掲載をきっかけに、広報活動に本腰を入れねば、と反省しながら、思案中です。

次回の「こころのケア講座」は8月14日(水)午前11時から
場所は北海道クリスチャンセンター。
扱うテーマは「喪失とグリーフ」。

今後も、毎月第2水曜日に開催します。

2013年8月8日木曜日

シーツ4枚 タオルケット5枚

札幌近郊に来られた被災者の方々への、


家財家電の情報提供や生活サポートなどを
行っている団体、うけいれ隊

息の長いサポートを行っておられます。


ピーチハウスも微力ながら毎年、うけいれ隊へ物資提供を。


震災直後は女性用のランジェリー(^^)でしたが、
今年は、うけいれ隊にお伺いして、シーツとタオルケットを。

「入居家族が続いたので、右から左にお届けして、もうほとんど残っていません。」
とのこと。


といっても、講座提供のためのスキルアップや交通費まで
すべてメンバーの手弁当のピーチハウス。

イオンが地域活動に貢献する一環として行っている「幸せの黄色いレシート」
で提供いただくプリペイドカードで寝具を購入しました。

毎月11日にイオンで購入した、レシートを活動団体のボックスに入れると
その1%分の金額で、活動に必要な物品購入をイオンで購入できるというもの。

震災前までは、講座で使用するグッズ、食材、事務用品などを
購入させていただいていました。

イオンに、ピーチハウスボックスにレシートを入れてくださるみなさんに、
そして、うけいれ隊の皆さんに、感謝です。

さて、今日も暑いのかな。みなさまの健康が
守られますように。


以下うけいれ隊ブログに掲載されたもの。


●市民からの提供
提供者:NPOピーチハウスさん
提供品:シーツ4・タオルケット5
昨年に続き、NPOピーチハウスさんから寝具類をいただきました。
入居家族が続いたので、右から左にお届けして、もうほとんど残っていません。


2013年8月5日月曜日

子どもたちに聞かせたいです! 誕生学保護者向け講座感想より



夏休み前に保護者向け誕生学をお伝えしてきました。

冬の講座に来ていただいて、是非にと機会をつなげてくださったMさん。
ありがとうございます。

こんなご縁をあちこちで頂き感謝です。
子どもたちに 生まれてきてくれてありがとうを伝えたい!
保護者のみなさまと一緒に子育ての喜びも大変さも共有できたら、

もっとみんなで楽になれたら、もっとみんなが輝けたら、

こんな気持ちで活動しているからです。

頂いた感想には

子どもたちにぜひ、聞かせてあげたい! 

誕生学アドバイザーになってみたい!
(ぜひぜひ、一緒に活動しましょう!)

子どもたちにたくさん愛情を注いでいきたい!

 (思わずほろりとします♥)

生まれてくる素晴らしさと
生まれてきてくれてありがとうを伝える大切さを学びました。

性の大切さを伝えることが、周りや自分を大切にすることに
つながっていくんだとわかりました。


ありがとうございます。想いを伝えていただけたこと
こちらこそ感謝です。

ぜひぜひ、子どもたちに伝える機会をつくっていただけるよう、
お力添えをお願いします。

北海道中の子どもたちに 「あなたのいのちが大切!」と伝える日を願っています。

2013年7月31日水曜日

養護教員研修会での誕生学

誕生学を伝える現場から という題で4月の雪がまだ残る倶知安町にて
誕生学を養護教諭の先生方にお伝えさせていただきました。

忙しく厳しい現実の中で日々子どもたちに対峙されている先生方へ
私たち誕生学アドバイザーが、
子どもたちに、そして保護者の方へどんなことをお伝えしているか、
保護者向け誕生学の実際や子どもたちへの授業の
デモンストレーションをご紹介させていただきした。

感想が届いて、目頭が熱くなりました。
参考になった、誕生学を伝えに来てほしいという感想の中から、

先生方のお忙しい現実とその中で、
子どもたちに愛情をもって接して下さっていること、

そんな子どもたちが成長していくなかで、
悲しい思いをしている現実があること。

何ができるんだろう
どうしたらいいんだろうというジレンマの中で
先生方が苦労されていることが伝わってきたからです。

きっと養護の先生方のみではなく、
たくさんの現場の先生方が悩み対峙しておられることと思います。

スイッチを押すような解決策はなかなか無いと思います。

それでも、少しでもお手伝いさせていただければ、
そんなことを考えて、デートDVのことも改めて勉強してみました。

レジリエンスのデートDV講座です。
お互いを大切にできる関係があることを、
もっと声をあげていかなければと思っています。

もちろん、デートDV防止講座は
ピーチハウスでは専門にジェンダーと加害者プログラムを学んでいるものがいますので、
デートDV講座はそちらをおすすめします。


わたしは、医療者による誕生学+避妊とセルフケア講座や、
中高生の誕生学ワークショップ、性の健康教育講座の中で、
対等と尊重ある関係について子どもたちに伝えて行きたいと思っています。



2013年7月29日月曜日

自分も相手も大切にすること 高校での誕生学

7月にお伺いして、性教育の一環で、誕生学と性感染症について
大谷高校の2年生にお伝えしてきました。

その時の感想が届き、週末に約300通じっくりと読んでいました。

「普段はきけない話だった。きけてよかった。」
「いのちの大切さについて考えさせられた」という感想をたくさんいただきました。

そして、偶然に保護者の方からも

「子どもがとても良い話だったと喜んでいました。ありがとうございます」
とご連絡を頂き、家庭に持ち帰って話している様子を心から嬉しく感じていました。

感想で目立ったのは、
「将来子どもを産むことが楽しみになりました。いっぱい抱っこしてあげます」
うれしい感想です。いっぱい、いっぱい抱っこしてあげてください。

それから、「エイズ、性感染症から自分・相手を守るために大切な事は何だと思いますか?」という問いに、
たくさんの男子、女子が
「自分を大切にすること。そして相手を大切にすること、尊重すること。思いやること。」
こんなふうに、書いてくれたこと!

今回は養護教諭の先生と打ち合わせでも
ぜひ伝えたいことのトップに挙がっていた内容でした。

知識は必要と感じたら
自分で勉強することもできます。
でも、相手の気持ちを尊重することは、なかなか得られない情報だと思います。

これはピーチハウスで作成したリーフレットを
使いました!リーフレットの質問に答えることで
自然と気づく効果を感じています。

まずは、気づきが大切。
たくさんの情報に惑わされず、しっかりと自分も相手も尊重できる
関係を築いていってください。

そして、たくさんの女子から「いやだ、NO!って言ってもいい
意志を持つこと」こんな感想がありました。
そうなんだよ。性にも自己決定権があるんだよ。

たくさんのメッセージを受け取ってくださってありがとう。
そして、出産シーンは苦手だった等の感想をくれたみなさんもありがとう!

生徒さんは大変だと思います。
いやだな~と思ってもそこにとどまらなきゃならないから。

どうぞ、みなさんが吐き出したい気持ちがあったら養護の先生に、
信頼できる人に吐き出してください。

一人ひとりが感じることはひとつひとつ大切な気持ちです。
どんな感情でも大切にしていってください。

瀬戸先生丁寧にありがとうございました。

さあ、今週は親子誕生学を南区のみなさんにお伝えします。
夏休みの良いひと時となりますように。

2013年7月26日金曜日

月経ってすてきな事!大切な事!

母と娘のための月経教室 ソシア文化教室

夏休みだからこそ!
からだを大切にする、いのちを温めることも知っていただきたくて

ソシア文化教室からぜひ!とお声をかけていただいたこともあり、
母と娘の月経教室を開催してきました。

暑い日でしたが、元気な女子7名とお母さま方、遠くは江別からお集まりいただきました

参加者のみなさん、良かった!と喜んで帰られましたよ!と文化教室の方からもご声を頂戴しました。

月経教室の大切なお手紙タイムは女子たち真剣です。そして機材のアクシデントのため
ちょっぴり時間が押したので、マインドマップではなく、感想を絵や文で書いていってもらいました。

ありがとう!短い札幌の夏休み、親子で楽しんでくださいね!




2013年7月11日木曜日

子どもたちに誕生学を聞かせたいです!

夏休み前に保護者向け誕生学をお伝えしてきました。

冬の講座に来ていただいて、是非にと機会をつなげてくださったMさん。
ありがとうございます。

こんなご縁をあちこちで頂き感謝です。
子どもたちに 生まれてきてくれてありがとうを伝えたい!
保護者のみなさまと一緒に子育ての喜びも大変さも共有できたら、

もっとみんなで楽になれたら、もっとみんなが輝けたら、

こんな気持ちで活動しているからです。

頂いた感想には

子どもたちにぜひ、聞かせてあげたい! 

誕生学アドバイザーになってみたい!
(ぜひぜひ、一緒に活動しましょう!)

子どもたちにたくさん愛情を注いでいきたい!

 (思わずほろりとします♥)

生まれてくる素晴らしさと
生まれてきてくれてありがとうを伝える大切さを学びました。

性の大切さを伝えることが、周りや自分を大切にすることに
つながっていくんだとわかりました。


ありがとうございます。想いを伝えていただけたこと
こちらこそ感謝です。

そして、風邪?ぜんそく?とにかく10日間ほど、
ひどい声をしていて、実施日にはごめんなさい。

見学予定だった仲間の誕生学アドバイザーに
急遽手伝って子どもたちへの授業の部分を実施していただきました。

ありがとうございます♥丹野さん。

保護者のみなまさ、
ぜひぜひ、子どもたちに伝える機会をつくっていただけるよう、
お力添えをお願いします。

北海道中の子どもたちに 「あなたのいのちが大切!」と伝える日を願っています。

2013年7月8日月曜日

からだの科学 Day

今日は暑いですね。
予報では34度が最高気温!
実際はどうだったのでしょう。

暑い暑いなか、
午前中は山の手小学校家庭教育学級へ
午後はポラーノ幼稚園の有志の方の個人宅で、

からだの科学、大人のための講座を届けてきました。

いつも思います。
申し込みから調整、準備、実施まで、
対応してくださる、家庭教育学級の役員さん、
PTA役員さんなど、窓口になって頂くかたが
いらしてこその「からだの科学」だなあと。

子どもたちにどうやって伝えればいいの?
まだまだタブーであることが多い、日本で
性教育の講座を提案することも大変でしょうし、
時間や講師料やさまざまな調整も大変でしょう。

時間や労力をさいて、対応してくださる方に心から感謝します。

さて、今日はとても嬉しい感想をいただきました。

「いままで受けた講座の中で、
一番楽しく、為になりました!
ありがとうございます。」

こちらこそ、ありがとうございます。

講座の度に、足したりひいたり、
勉強を重ね、考えます。

カナダのメグさんでさえ、講座が完璧と感じたことはないと
おっしゃるので、当然ですが、

実施した後は、振り返り、次回へのビジョンを
組み立てます。そんな時の支えとなります。
エールをありがとうございます。

からだの科学が、子どもたちが健康で安全に豊かな

人生を歩むための道しるべの
ひとつになれれば幸いです。

すでに、今日もたくさんの方から
子ども講座申し込みいただきました。

また九月に会いましょう!