2013年8月31日土曜日

森美術館でおきたことー、性暴力について考える 

情報提供です。
踏みつけられる側からの視点を、忘れずにいる社会にしたいです。

拡散希望です。
以下、貼付けます。

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ポルノ被害と性暴力を考える会のみやもとせつこです。

六本木の森美術館で会田誠展が開催され、そこに極めて女性暴力的・侮蔑的な‘作
品’が展示されていることに気が付き、抗議の署名運動をし、結果的には1週間ほど
の間に300名近い賛同者を集めて、森美術館に抗議のために乗り込んでいきました。
もちろん、相手は、表現の自由がある、美術館の社会的使命は作品を紹介することだ
と言って私たちの抗議を一蹴しました。
抗議しただけでは面白くないので、なぜ抗議しなければならいないのかを、一冊の本
にまとめてこのほど出版いたしました。

もしよろしかったらお手にとって見て下さい。そしてさらにお願いはこの情報をでき
るだけ拡散してください。
申し込みはみやもとさんのメールアドレスへ GZV05067@nity.com
値段:1890円(税込)+送料
送り先住所・氏名・部数をあわせてお書きください。

以下、本の内容です。
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森美術館問題と性暴力表現
ポルノ被害と性暴力を考える会編

はじめに 森美術館問題の発端と経過 ポルノ被害と性暴力を考える会


第1部 森美術館問題、私はこう考える

イダヒロユキ「性暴力被害者の声に耳を傾けず主流秩序にいなおる森美術館」

梅山美智子「男性雑誌と性表現」

岡野八代「なにに、わたしは危害を感じているのか?――森美術館問題とヘイト・スピーチ」

西山千恵子「『芸術』の驕りと女たちの沈黙」

前田朗「ジェンダー・ヘイトスピーチを考える」

宮口高枝「森美術館・会田誠展への港区での請願経過」

森田成也「在特会デモと会田誠展とのあいだ」

横田千代子「婦人保護施設の現場から訴えたいこと」


第2部 森美術館問題をめぐる討論集会

Ⅰ 第1回討論集会(2013年2月5日)

宮本節子「芸術表現と人間の尊厳」

森田成也「ポルノ表現と性暴力」

前田朗「表現の自由と責任―博物館法における社会的責任」

Ⅱ 第2回討論集会(2013年3月23日)

角田由紀子「ポルノ被害をどう考えるか」

前田朗「<博物館事件>小史」

宮本節子「森美術館との話し合いの顛末」


第3部 資料

№1森美術館への抗議(ポルノ被害と性暴力を考える会)

№2「会田誠展 天才でごめんなさい」への抗議と「犬」シリーズ展示 撤去の要望(宮本節子)

№3森美術館への抗議文(金尻カズナ)

№4森美術館の回答

№5森美術館の回答について(ポルノ被害と性暴力を考える会」

№6「間誠展 天才でごめんなさい」への抗議と展示中止の申し入れ(石原都知事の女性差別発言を許さず、公人による性差別をなくす会)

№7港区議会への請願書(宮口高枝 他)

執筆者紹介

不磨書房発行/信山社発売/174p./ 2013.8.30第1刷