2016年9月17日土曜日

時計台ホールでのコンサート2016.9.18


みなさんこんばんは。

今日はシンガーソングライターの敦賀ひろきさんのコンサートのご紹介です。

こんな素敵な音楽コンサートがあるのですって。
「命の波は、形を変え、時を超え流れていく。哀しみ、苦しみを今を生きる力に変え、命の喜びの波を一緒に生み出したい」敦賀ひろきさんの「音むげん工房」のブログより。


聞く人の心に深く届く音楽みたい。深く届くにはたくさんの理由があると思うのですが、一つは、敦賀さんの今までの豊かな人生経験で培われたもの。


女性の体で生まれてきて、長い間の苦悩と葛藤の中から、性別適合手術を受けて男性戸籍を取得されたそうです。この豊かな人生経験を売り物にしないと、積極的には全面に出されていないみたい。音楽が素敵って感動するのに理由はいらないものね。


だけれど、今日は、繋がっている皆さんに勇気や励ましになればと書かせていただきました。


もう明日なの!!ライブ、聞きに行ってみませんか。

札幌では時計台ホール 9月18日19時から
旭川では9月25日19時半から


チケットお申し込みお問い合わせは、
090−9964−0465
もしくはwave@otomugen.com へ






2016年9月3日土曜日

できることを一つでも!

今年の札幌、残暑って言葉がぴったり。
そして、夏に台風の影響を受けた地域の方の復旧が早く進みますように願っています。

オムニバス講座の一環で行った、「乳幼児を育てる方のためのからだの科学」2年前のオムニバス講座からスタートしました。今回はキャンセル待ち8名の講座となりました。ご参加くださった皆さん、ありがとうございます。

重たい本を佐藤さんがたくさん持って行きます。あれ?この写真この間のとは違うけれど、本の量はもっとすごい。






性のこと、聞いた時には、そうだ!そうだ!って思ってもおうちに帰ったら「やっぱり口にするの難しい」などと思うことがあるかもしれません。大丈夫ですよ!できること一つから始めましょ。そして、困ったら相談してきてくださいね。

今回だけでなく、毎回キャンセル待ちが出るこの講座。嬉しいよりそれだけ、みんな困っているってことなんだと改めて実感しています。それを敏感にキャッチしたのが、メンバーの佐藤千鶴さん。

佐藤さんは母乳育児相談室を主宰して、たくさんの人気講座をご自身でたくさんプロデュースしている助産師。どうぞ、ママたち繋がってください。佐藤さんのブログはこの文章をクリックしてね。


ピーチハウスの提供している「性の健康教育 からだの科学」は3部構成です。

入門編:乳幼児を育てる方のためのからだの科学
基礎編:大人のためのからだの科学
応用編:思春期のためのからだの科学

子どもたちが、安全で安心な豊かな人生を歩むために大切で欠かせない性の健康のことを、科学的視点からまず大人が考えてみよう、そして、できることから子どもたちに伝えていこう。これがからだの科学のベース。そして、子どもたちを性の被害者になることから、加害者になることからの予防を視野に入れています。

専門家からのご依頼の際には、基礎編をベースに打ち合わせにて内容を組み立てます。
始まって11年!様々なところからご依頼いただいて、お伝えしてきています。保護者の方にはもちろんのこと、

職能研修会、教職員研修会、保育園での内部研修会、助産師会勉強会などなど、
そして、母子支援施設、盲学校や特別支援学校など、なかなかお伺いできない場所からもお声がけいただくこと感謝です。こんなチャレンジの中から、そして、皆様のご意見やご質問から創り上げてきた講座になっています。

からだの科学の講座は、基本は保護者向けなのですが、お子様同伴は大変申し訳ないのですがご遠慮いただいています。なぜなら、性暴力の構造や性被害者の事例などの内容を子どもたちに聞かせたくないからです。また、性器の名称、性交のこときっぱり、さっぱり、伝えておりますから、保護者の方にまず納得していただいてから子どもたちにどのような形で伝えるのがベストなのか、もしくは伝えない選択肢あるかと、考えているからです。


だから、子ども講座は保護者の方が一度、どの講座でも良いので「ピーチハウスのからだの科学」を聞いてくださったご家庭のお子さんのみ受講していただいています。もちろん、お子さんが、受講するしないは自由です。

譲れないラインです。

この譲れないラインはメンバー全員の共有事項。ラインはそのままで、柔軟にするアイディアを出したのが先にご紹介した佐藤千鶴さんです。ママ向けにしてみます!とのアイディアで、子ども同伴はお断りの講座を、組み直し、時間も短くして、エッセンスと小さい子どもを育てている方の困り事事例を豊富にいれて、子ども同伴でも聞けるようにしました。
(だから、ママたちにはお願いがあります。子どもたちが少し大きくなったら、ぜひ、からだの科学基礎編、そして、応用編を受講してください。)

その結果、私たちは、子どもたちが小さい頃から伝えることの大切さと簡単さをしっかりと伝えられることになりました。

その結果、ママたちは不安に思っている時期に、性の健康教育に触れることができることが可能になりました。すごーい。WinWinの仕掛け人です。

からだの科学は、素晴らしい講座だと私たち、自負しています。対等で尊重ある関係性、暴力未然防止を、科学で裏打ちされているぶれない軸をもってお伝えしています。 

これは、1日、2日でできる事ではなく、伝わりやすい言葉を選び、ご質問に学び、新しい時代に即した情報を取り入れ続けてきたから今があります。 

この乳幼児のからだの科学、乳児健診などで、行政で取り組みませんか?
就学前検診(町村の皆様いかがでしょうか)に取り入れませんか?                               

通学路の安全を整えるとともに、子どもたちに安全を守るための情報を手渡ししませんか。

なぜならよ〜く保健師さんや子育て支援センターの先生方から、はたまた、保育士、支援者の方から「性器いじり」について質問を受けるからです。よ〜く、ネットやテレビの情報を見ている子どもたちなど、性にまつわるママたちからの質問にどうやって答えたらいいですか?って。
  
それだけ、ママたちが困っている。
それだけ、専門家も実は性のことにはそんなに詳しくない。

からだの科学は、もう11年も長い月日をかけて、じわじわと発酵させて、ピーチハウスメンバーみんなで育ててきた講座です。状況に合わせ、伝え方を工夫し、日々進化進歩。

みなさんからの個々の質問に答えるのはもちろん嬉しいことなのだけど、最前線で質問を受けている保健師さんや先生方にも聞いていただく努力をしなくては。少しはしているのですが、つないでくださる方いないかな。

アンテナ立てたので、きっとつながる予感❤︎

 どうぞ、出会ってくださいね。ママたち、パパたち、専門家の皆さん。

これまでも、助産師はもちろん、保健師、看護師、医師、教員・・・・・たくさんの専門家にご参加いただき、良い感想をいただいています。なかなか他ではない講座です。


それでは、オムニバス講座は続いていきます。1年よろしくお願いいたします。
ピーチハウスのメンバーは、いつも本気(講座内容はすごいよ)です。