2011年4月29日金曜日

4.26チェルノブイリデーに参加しました。


チェルノブイリ原発事故が25年前に起き
その翌年から、この事故を忘れない!原発反対!と
札幌大通公園から北電本社前までの道のりを
毎年行われてきたデモ行進。

主催団体の中の
生活クラブ生協理事長はこんな風に挨拶されました。

「毎年続けてきたこのデモ行進だが、
年々参加者が減ってきていた。
どうしたらもっと多くの人に参加してもらえるか、
どうしたら反原発運動が多くの人に伝わるか
悩み続けてきた。
福島原発事故が起きてしまい
今年こんなに多くの参加者がいることに
複雑な思いである。
こんな形で参加が増えることを
反原発運動が広がることを
決して望んではいなかった。」

私も、今年初めて参加したのです。

ある人が言いました。
「福島がカタカナのフクシマになっちゃったねえ・・・。」

ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ

ああ、そうなんだ、と。

2011年4月19日火曜日

アシスト自転車

春になり雪がとけたので、
自転車通勤。
といってもアシスト自転車です。

往復で20キロぐらい走る日もあります。

平地ならへっちゃらだが、
なにせ、山麓に住んでいるものだから、
毎日坂と格闘している。

もう10年以上乗っている
アシスト自転車。
アシストと自力は1:1ぐらいらしい。


大きな坂はもちろん大変だが、

南区から中央区へと
自然に低くなっている長い坂。

豊平川が石狩に向かって
流れているから当然ですね。

行きは中央区へよいよい、
帰りは南区へ。怖い。

帰りは風も
向かい風。

太陽と旅人の
話を思い出しながら、

風よ、そんなに吹いても
ジャンパーぬがないよ~って
思って、ハッとした。

子育ても一緒ですね。
ついつい、北風になってしまいそうですが、
あたたかな陽で包んでいれば、
自然に成長していくのでしょう。

ちょっと納得した
自転車こぎでした。

2011年4月18日月曜日

玄米と子ども達

ずっとお休みしていた玄米。

でも、なぜか玄米が届いてしまった。

生活クラブの計画消費なので、
記入する時にはそんな気分だったかな。

醗酵玄米は電気を結構使うので、
申し訳ないような気がして、

今回は圧力鍋で炊いている。

おいしいなと思うのは私だけ。

子ども達は異議あり!
毎回毎回懲りずにぶつぶつ。

そんなに白米たべたきゃ
小遣いで買ってきな。

そういうと、2人でこそこそ相談
している。

姉が小遣いで買ってきて
自分の分だけ炊くというアイディアを出したようだ。
すると弟は「僕のもついでに炊いて」
姉「安心しな。一膳200円で売ってやる」

さあ、お米いつ買ってくるかな。
楽しみだ。

2011年4月12日火曜日

春の散歩

詩人草野心平の詩

春のうた

小学生の時に国語の教科書
のっていた。

うろ覚えだけど、
こんな感じ

繰り返しの部分の回数が
自信ないなあ~
改行はもっと自信ないなあ~。

ほっ まぶしいな
ほっ うれしいな
みずは つるつる
がぜは そよそよ
ケルルン クック
ああいいにおいだ
ケルルン クック 
ほっ いぬのふぐりがさいている。
ほっ おおきなくもがうごいてくる。
ケルルン クック
ケルルン クック


小学生のときは内心
これが詩なんだ~
でたらめっぽいな~って思ってた。
でもやはり名作ですよね。

30年以上経へても
春になると思い出すもの。

少し遅い札幌藻岩山麓の春、
いぬのふぐりが咲くのは
まだ先ですが、

今日は

白樺に樹液をわけてもらい、
ふきのとうをほんのすこし味噌和えにと

春の恵を分けてもらいながら
息子と春の林を散歩しました。

凍てつく冬に亡くなった、
父の病床で
私だって明日死ぬ身かもと
笑いながら話したことを思い出し、

震災の地のこと、

生命のことに思いを馳せながら
の散歩になりました。


春の森は
昨年と同じように
命の息吹にあふれていました。

春がまためぐってきたこと
感謝します。

今生きていることに
散歩していることに
感謝します。

春が震災の地にも
届きますように。

たくさんの
傷ついた心に
春の陽が
届きますように。

2011年4月3日日曜日

34キロの遠足

講座に伺った高校のすてきな遠足のお話を
校長先生から伺った。
羊蹄山につづく、岩内ーニセコパノラマラインを
頂上付近の神仙沼駐車場まで往復34キロもの道程を
歩くという遠足。

俊足で駆け抜け、午前中には戻ってくる生徒さんもいるらしい。
それもすごい。
下見?と実施前に自主的に歩く生徒さんもいるらしい。
34キロの下見?これもすごい。

でも、完歩率が92.1%! これがすごい!
校長先生のお話では、ごくごく普通に歩いて
8時間強はかかるというこの道程。

楽しさもあるだろう。
気持ちよさもあるだろう。
給水所やゴール地点のおうどんの
たのしみもあるだろう。

でも、ひたすら歩く8時間。
アクシデントもあれば、
足も痛くもなるだろう。

健康上の理由以外では
殆どリタイアがないとのこと。
すごいな~。

生徒であるがため、いやおうなしの参加なのだろうが、
3年間歩けば、
岩内から札幌までの距離に匹敵する。

日本100名山にされている
美しい山羊蹄山を
3年間歩き続ける
この遠足。

きっとそれぞれの原風景と
なるのではないか。

人生を歩み続ける
力となるのではないか。

大変そうだけど、
すてきな遠足だね。

いやおうなしってことも
時にはいいものかもね。


そんなことを話しながら、
札幌まで戻りました。