小学校6年生の親子レクの時間に親子で誕生学をと呼んでいただきました。
なんと学習発表会では「ニングル」を演じたという素敵な64人の6年生。
保護者の方も大勢集まってくださいました。春の月経教室に参加いただき、ぜひとも、クラスでと機会をつないでくださったMさん ありがとうございます。
その場でざざっと書いてくれた子どのたちの感想の多くに
学習発表会の劇を通じて「いのち」について深く学んだと書かれていて
どれほど素敵な劇だったのだろうと見逃して残念な気持ちでいっぱいです。
そんなにたくさんいのちについて学んできたけれど、改めていのちに感動した、今日は知らない情報がたくさんあって楽しかったという感想もたくさん。
今日いのちの話を聞いて赤ちゃんのことで最近起こるニュースの事件がむなしいと感じました。私も人のこと考えてないことも多いので、言葉使いも行動もこれからは気をつけようと思いました。今回は今日のために来てくれてありがとうございました。
すごい何か感じるものがありました。おかさんとかと最近喧嘩してギクシャクしていたから余計に心にひびきました。私ももう月経もきていて大人になる準備がはじまっているんだなと思うことがあります。ビデオのお母さんたちの嬉しそうな顔をみて感動しました。私は子供を持つのは怖かったけど、嬉しくなれるのなら頑張れるなと思いました。
実際の場面では、実はいつも男子の盛り上がりがにぎやかですが、
女子もこんなに感じていてくれてうれしい気持ちです。
学習発表会での合唱曲 「いのちの名前」を最後にお願いして
歌っていただきました。
先生方はもう3週間以上前で久しぶりで・・・、
もっともっと素晴らしい仕上がりだったとのことですが、
突然のことにも、ブーイングの声も上がらず、全員がしっかりと
まとまって歌っている姿はまさしく、WE CAN 、 I CAN に輝いて見えました。
2013年12月7日土曜日
2013年12月4日水曜日
自閉症者が語る人間関係と性
寒くなりました。
雪があるとクリスマスソングが盛り上がるのは不思議です。
人間はイメージで随分感覚も違ってくるな~なんて実感しております。
さて、先日盲学校の先生方へからだの科学の大人講座を
実施させていただきました。
ピーチハウスでは軽度発達障がいの方への
こころとからだのコミュニケーションワークを展開しています。
この経験も生かした講座となりました。
視覚機能障がいに詳しくはありませんが
それでも、基本は同じ。
家庭で伝える性の健康教育と同じ。
万能な答えはなく、一人ひとりにあったオーダーメイドの
教育を繰り返し行っていくだけ。
ですが、「性」と一口にいっても
どの発達段階にあるか、
からだの問題とセクシャリティーの問題
人間関係の距離感のはかり方やプレイベートゾーンについて
さまざまな考え方があります。
性となると、つい一元的な見方になってしまう
傾向があるのは私たち大人です。
性の健康教育という概念のない時代に育ち、
「はしたない」「口にするものではない」などという
教育を受けてきているからです。
科学的という視点を一つ広げてみるだけ
でも随分違ってくるのではないかと私たちは考えています。
だからこそ私たちが大切にしていることは、
まず、子どもを養育する大人の方への
講座を実施させていただくということです。
こんなことでは子どもたちに伝える機会が・・・、
多忙で、また様々なことから足を運んでいただけない
ご家庭の子どもたちにも伝える機会がほしい。
少しルールに柔軟性をもたせてもいいのでは?
こんな議論が行きつ戻りつありましたが
現在は基本ルールとなっています。
メンバ-が複数いるということは、
ぶれそうになっても、必ず「基本」に立ちかえることが
できることも素晴らしいことです。
今回も日々生徒さんと対峙しておられる
先生方に頭が下がる思いでお伝えさせていただきました。
勉強になりましたというご感想をいただき感謝しています。
私たちもまた改めてしっかりと
性の健康教育を考える機会をいただきました。
機能障がいとともに生きる方への性の健康を
考えるとき、とても参考になる本があります。
表題の本です。
グニラ・ガーランド著 自閉症者が語る人間関係と性
おすすめです。
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