ハイティーンのための誕生学と医療者によるセルフケア講座
の感想が届いています。
先週からじっくりと総計700部読ませていただきました。
誕生学の感想は涙なしには読めないと全国の誕生学アドバイザーが申していますが、
私の手元に届く高校生からの感想も珠玉ちりばめられています。
超長文になりそうなので、すこしずつアップします。
私は助産師なので、セルフケア講座と一緒にお届けすることが多いので自然に性に関しての感想をいただくことが多いのですが、本来の誕生学は性教育ではありません。
自己肯定感を高める試みとして、自分のいのちの力にフォーカスし、
いのちの力を感じる機会の提供です。
このいのちの力への感動とともにセルフケア情報をお届けすることが有効だと
私は感じています。環境に恵まれない人はどうするのか?
しっかりと一人一人が抱きしめられ話しかけれた命の持ち主だと
イメージしてお届けしています。
共振、イメージ変容、この二つの力を信じているからです。
ですが、一つだけの方法とも考えていません。
たくさんの力を注いでいく必要があると考えています。
こんな文章より、珠玉をご紹介しますね!
男子生徒さんから 今回は性についての感想
「今は彼女とわかれてしまったけど、次の彼女ができたら、焦らずゆっくり将来のことを
考えながら生活していきたいです」
いままで「早く性行為を体験したい」と考えていましたが、今の僕は責任もとれないし、
異性の気持ちをしっかりと理解して、性感染症などの病気や責任を取らねばならないことなどにも十分注意して高校生活を送ります。
「日ごろから女性を思いやる気持ちを持っていることが大切」多数
「性欲があるから絶対やらないというわけにはいかないと思ったが時期とかは考えなければいけないと思った」
「自分だけがやりたいからやるのではなく、しっかりとパートナーとのことを考えなければならいと思った」
たくさん感じてくれてありがとう。プログラムのエッセンスが届いていてうれしい。
そして高校生の素敵な感性を感じています。
責任をとってくださいとは一言も言わないのですが、
命を育てる責任を感じてくださるようです。
ただ、この責任という言葉は知らず知らずのうちに身につけている
ジェンダーである可能性もあります。
互いに尊重して互いに自立した人間であること。
こんなパートナーシップがあることを知っていただきたいな~と願っています。