2008年8月29日金曜日

デートDV防止教育@北海道大学


7月に北海道大学の共通教育科目「私たちの世界:ジェンダーを考える」でデートDV防止教育を実施し、その受講学生のアンケートと理解度ミニテストの結果が手元に届きました。講義タイトルは「ジェンダーとデートDV〜対等な関係を築くために〜」。通常の防止教育よりジェンダーにより軸足と視点を置いた内容構成で、男女約40人の学生たちとデートDVの構造と防止策について一緒に考えました。

学生の理解度は高く、「自分には関係ないと思っていたデートDVを身近な事として受け止められた」「ジェンダーに基ずく偏見へのアンテナを鋭くしていきたい」「デートDVの構造がよく分かった」といったコメントなど、学生たちへ何らかの「気付き」を与えられたことを嬉しく思いました。

今後の防止教育の内容充実につながる活発な質疑があり、その全てが重要でこちらにとっても意義ある講義でした。

「上下や主従関係の中に幸せを感じる人たちにはどうするのですか」という提起もありました。これは「対等な関係が望ましい」とするデートDV防止教育の前提への重要な問いかけです。
「法律に反しない限り人の言動は個性として捉える考え方もある」、という暴力の種類と定義に関わる提起もありました。

今、こうした疑問や提起に実例を織り交ぜてしっかりと対応していく、言語化作業の真っ最中です。

2008年8月13日水曜日

今日は地域の夏祭り


ワークショップ開催のお知らせ

「体の科学」はカナダで31年間、性の健康教育を行ってきたメグ・ヒックリングさんのプログラムです。

健康で安全に過ごしていく上で必要な、体についての知識をまず親に、そして子どもたちに、科学的視点から学んでもらおうというものです。

NPOピーチハウスでは、1年に1度自分たちが主催して「体の科学」のワークを行ってきました。
子どもたちをとりまく現状をお伝えできるように、新しい情報も取り入れています。
以前受けたことのある方も、また、ご自分の地域での開催を検討中の方もぜひご参加ください。


大人ワーク

実施日:8月28日(木)午前10時~12時30分

会 場:ピーチハウス 札幌市南区北ノ沢2丁目

(詳しい地図等はお申し込み以後お知らせします。)

子どもワーク
対 象:小学校1年生から6年生

実施日:8月30日(土)午前10時から12時

会 場:ピーチハウス

ワーク終了後はみんなで白玉を作ってフルーツポンチにします。

また、低学年には絵本の読み聞かせもあります。


「体の科学」には、大人ワークと子どもワークがあります。
まず大人ワークーを受講し、お子さんの参加を検討の上申込みして下さい。
子どもワークだけの参加はできませんが、以前受講したことのある方の
お子さんの子どもワーク参加はOKです。
両ワークとも事前申し込みが必要です。    申込み〆切8/18

■参加費                            

大人ワーク:一人500円

子どもワーク:一人400円(材料代100円含む)                

子どもワーク分も含め、大人ワーク実施日にお支払いください。


■お申し込み・お問い合せ先 : Email:npo_peachhouse@yahoo.co.jp

主催:女性と子どもの元気の輪「NPOピーチハウス」   

2008年8月9日土曜日

コハムシ



庭で初めてみる虫を発見しました。
透明で、黄金色にピカピカ光ってとてもきれい。
「新種かも!」
少しどきどきしましたが、
図鑑で調べてみると
「コハムシ」の仲間のようです。

自然って不思議。
この虫はどうして金色なのだろう。

人間はどうしてこのピカピカ光る
色に惹かれるのだろう。

時が経つのを忘れてじっとこの虫を眺めて
いました。

2008年8月2日土曜日

あのころはフリードリヒがいた


リヒターというドイツの社会心理学者の作品です。
『ぼくたちもそこにいた』『若い兵士のとき』との3部作。
ヒットラー政権下のドイツの時代を描いたもの。

それから、『ベルリン1919』これはクラウスコルトンの作品
やはり1933、1945と三部作。

どちらも児童文学として位置づけされていますが、大人がよんでも
十分読み応えのある作品です。

ヒットラー政権のことはよく耳にしますが、その前後ドイツの状況を
成長していく子どもの目や、家族の目をとおして描かれています。
だから、どきどきします。

今の日本はそこへ向かってないだろうか?
この夏もう一度読んでみようかと思っています。
頑張って、お母さんの自由研究で子ども達に
一冊夜読むかな~。