大人向け対象のデートDV防止講座で、「友達カウンセラーを増やしたいんです」と伝えた。
これに対して講義が終わって「相談を受けた生徒の心の重みに対する対応はどうなっていますか」という趣旨の質問を受けた。
気にかかっていたこの質問の意図がやっと分かったのは、質問を受けてから4時間30分後、シャワーの最中だ。
そうか!
質問者の意図は、「生徒にカウンセラーという重責を担わせるからには、その後の対応と体制はしっかりできているんでしょうね」ということだったんだ!
私の「友達カウンセラー」という意味は、束縛という支配を受けている友達に対して、「愛されているー、いいな!」と対応するのではなく、「それって、デートDVかもしれないよ?」と反応する、暴力についての正しい認識と情報を持っている若い人という意味だった。
「カウンセラー」という言葉が持つ確立された意味合い。
ううーん、「友達カウンセラー」でもって伝えたかった、私の意図が伝わらなかった。
言葉選びは慎重にしなければいけないな、と自戒した。
やはり、質問を受けるのは進歩につながる。
有難い質問でした。