2011年6月29日水曜日

誕生学サロン@健康まつり

勤医協札幌病院健康まつりで
誕生学®サロン開催がきまりました。

 7月10日(日)12:10~13:10
場所:勤医協札幌病院2階ラウンジ→変更
    こども診療所待合室

  
講師:よし ゆうこ  by NPOピーチハウス
日本誕生学協会認定 誕生学アドバイザー)

5歳までに80%の子どもが聞いてくる「あかちゃんってどこからきたの?」
子どもの素朴な質問に
優しく、ロマンティックにいのちのつながりを伝えられたらすてき。

子ども達は自分が生まれた日のことを聞くのが大好きです。
お話を語るように子ども達に
いのちの話を一緒に伝えていきませんか。

誕生学®とは、「生まれてきたことが嬉しくなると、未来が楽しくなる」
をコンセプトに「生まれてくる力を伝える」ライフスキル教育プログラムです。

当日は、小学校3,4年生向けの基本的な誕生学講座を
開催いたします。お子様と一緒に、また小学生に戻った
気持ちで、お越し下さい。

入場:無料

2011年6月19日日曜日

福島からの一時避難




3.11の東日本大震災後、札幌に「むすびば」という、被災
された方達を支援する市民活動団体が出来ました。

その「むすびば」に参加した人たちの中から、被災された方
達を受け入れようと、「うけいれ隊」http://blog.canpan.info/ukeiretai/ 
が立ち上がり、私は今、その「うけいれ隊」で「御用聞き」
や「運び隊」をしています。

福島から避難されて来る方は当初からいましたが、その数が
増えるに従って支援する側もいろいろ増え、今では札幌で
一時的に母子を引き受けるサイトもあるようなので、以下に
貼り付けてみました。

子ども達を、目に見えない「放射能」というモンスター
から守るために、オトナは最大の努力をしなければ
なりません。

「子どもの最善の利益」のために、参考になればと思います。

北海道被災者受北け入れ支援ネットワーク
http://inaka-mono.com/nponet/?page_id=867

震災ホームステイ
http://www.shinsai-homestay.jp/

ママとママをつなぐサイト(札幌での受け入れ先)
http://www.mamatomama.info/m2m/areaindex/1

PORTAL311
https://spreadsheets.google.com/spreadsheet/ccc?pli=1&hl=ja&key=t5-6rtXHHU6P77dpScz7CRg&hl=ja#gid=0

ふくしまのこどもを、まもりたい 避難先wiki
http://www45.atwiki.jp/childreninfukushima/pages/15.html

2011年6月17日金曜日

「なぜ私たちは泣くのか」

知人宅で「犯罪心理」というタイトルにひかれて、手にした科学雑誌が期待以上によかった。

とりわけ一気に読んでしまったのが、「なぜ私たちは泣くのか」という記事。

苦しいときに叫んだりする生き物はいるけれど、感情の涙を流すのは人間だけだという。
人類以外の生物にとって、涙を流す目的は一種のハウスキーピング機能で、目を潤したり傷から癒したりするもの。

感情の涙を流すという行為は、生物進化のある段階で高度な脳機能と結びついた、人類のみが手にした知的な行為ということだった。

高次の脳をまだ機能させていない新生児は、泣いても涙は流さない。

「私たちはつらいから泣くのではなく、おそらくつらさを乗り越えようとして泣いているのである」


東北の避難所生活を送る女性が、仮設住宅入居の抽選に漏れた夜に激しく泣いてしまったことで、翌朝周りの人たちに謝ってまわった、ということを話しているのを、過日テレビで目にした。

「涙を流す」という行為を目にすると、多くの人の多くの感情が大きく揺さぶられる。
でも、それが人間だからこその行為であり、癒しの行為であることを多くの人が知ってくれたらと強く願う。

記事の最後はこう結ばれている。
涙を流さないとしたら、「We would not be human.」

書き漏れたけれど、感情の涙は生存とも密接に関係する。

雑誌は「Scientific American Mind: thought, ideas, brain science』, December2006/January2007
記事は、Why Do We Cry?, pp.44~51
www.sciammind.com

2011年6月16日木曜日

「絶対」からの解放


「絶対」という前提から解放されると、思考が柔軟になる。

2回連続のデートDV防止講座で、「絶対」に使用しなければならない(と思っていた)パワーポイントが一つだけ、なぜか当日使用のPCで使用できなくなってしまった。

USBに入れたデータだけで、自前のPCは持参していなかった。

こういうとき、ピーチハウスのメンバーが同行していると、ちょっとやそっとの事ではたじろがない。

こちらのミスで招いた厳しい状況や場面も、少しの機転と自然な流れで、笑いに変わったり、なぜか意図した方向より良い方向に流れたりした経験があるからだ。

二人で目と目を合わせて、「どうする?」と無言のやりとり。
私たちに動揺はまったくなかった。

「使用できない」という問題から、すでに私たちの思考は完全に離れている。
与えられた状況で、学生の理解を助ける一番よい方法はないか、という一点のみに二人の頭が急速回転しているからだろう。

講座の流れを微調整しながら、前半1回目の講座で見せることができなくなったDVD(アウェア作成のデートDV防止啓発映像)の後半を見せることにした。

結果、昨年も使用して「絶対」に必要!と思っていたパワーポイント内容への反応より、今回の流れが断然良かった。
学生の集中力が増し、頷きながらの視聴が続いていた。


もちろん、こういう事が起きないように、ぬかりなく準備することは大切だ。
反省!反省!

と同時に、「絶対」という前提から解放されると、思考ははるかに柔軟になることや新たな展開につながる発見があることも、今回また感じた。

2011年6月15日水曜日

マルメロの花




札幌では、マルメロの花が満開の時期を迎えた。

わが家では摘果しないので、この花の数だけマルメロの実がなることになる。

毎年、約束違わずにこぼれんばかりの花を咲かせ、たわわに黄色い実をつけてくれる。

今年も美しい花を、ありがとう。

2011年6月14日火曜日

ありがとう!



このブログ、メンバーみんなで書いている。

何のため?
情報発信ももちろんだが、
そもそも、私たちを探して、
ピーチハウスと検索していただいた時に、
スムーズに私たちのページを見ていただくために、
日々更新している。

世の中にはピーチハウスがたくさん存在するのである。

そこで、担当曜日を決めてみたりしたのだが、
そこはわれらがピーチハウス。
いつの間にやら担当曜日なんて
誰にもわからなくなってしまった。

とても真摯に真剣に取り組む部分と
かなりフリーな部分が混在して、
中庸なピーチハウス!

ブログの記事は良い具合に
つむがれている。

読者の方にはもちろん感謝!
そして、いつも言い忘れる(*^。^*)
ピーチハウスメンバーに
ありがとう!

2011年6月11日土曜日

Change Personally-自分が変わる



地球規模で考え
地域で行動する

Think globally
Act locally

市民活動や社会変革にむけた活動の方向性として、80年代から登場してきた表現だ。

これに、3行目の表現として5年ほど前から下記の言葉が加わってきた、というのをつい最近知った。

そして、自分が変わる
Change personally

「わたし」の中からの変革が、地域と世界につながっている。
そんな事を実感できる表現だと思った。

2011年6月2日木曜日

追悼



Sさんが亡くなった。
突然の死だった。

凛と芯のしっかりとした考え方。
有言実行の方だったように私は感じている。

性の健康教育の趣旨を
理解、賛同してくれて、
6年間も毎年ワークショップを企画したり、
連絡調整をされていた。
今年も7年目の調整をしていたところだった。

正確ではないが、延べ200名近い方が
メグさんの性の健康教育、
「からだの科学」ワークショップに
参加してくださったように思う。

昨日のピーチハウスの定例会には
Sさんも参加予定だった。

51歳の死はあまりにも早い。
そして、つらい。
また、ひょっこりSさんに
お目にかかれる気がしてならない。

年に数度あう私ですらこんな気持ち。

遺されたご家族の心中を思うと
心が痛む。

だが、私の心にはこんな思いもある。
彼女はパウロのような人だったのだなと。

幼き頃、通った教会での使徒パウロの話

「私が世を去るときはすでに来ました。
私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、
・・・今や栄冠が私のために用意されているだけです」
(第2テモテ4:6-8)

Sさんも晩年のパウロのように
常に駆けているような方だった。

私は、地獄が恐ろしくって、
成人してからは教会に足が向かない。

それでも、悲しみにくれる度、
私はいつも幼き頃歌った賛美歌に励まされる。

♪まもなくかなたの流れのそばで
楽しく会いましょう
また友達と
神様のそばのきれいなきれいな川で
みんなと集まる日の
ああなつかしや♪

Sさんありがとう。
また、会いましょう。

そして、ご家族の上に、
慰めがありますように。
心からお祈り申し上げます。