2011年6月2日木曜日

追悼



Sさんが亡くなった。
突然の死だった。

凛と芯のしっかりとした考え方。
有言実行の方だったように私は感じている。

性の健康教育の趣旨を
理解、賛同してくれて、
6年間も毎年ワークショップを企画したり、
連絡調整をされていた。
今年も7年目の調整をしていたところだった。

正確ではないが、延べ200名近い方が
メグさんの性の健康教育、
「からだの科学」ワークショップに
参加してくださったように思う。

昨日のピーチハウスの定例会には
Sさんも参加予定だった。

51歳の死はあまりにも早い。
そして、つらい。
また、ひょっこりSさんに
お目にかかれる気がしてならない。

年に数度あう私ですらこんな気持ち。

遺されたご家族の心中を思うと
心が痛む。

だが、私の心にはこんな思いもある。
彼女はパウロのような人だったのだなと。

幼き頃、通った教会での使徒パウロの話

「私が世を去るときはすでに来ました。
私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、
・・・今や栄冠が私のために用意されているだけです」
(第2テモテ4:6-8)

Sさんも晩年のパウロのように
常に駆けているような方だった。

私は、地獄が恐ろしくって、
成人してからは教会に足が向かない。

それでも、悲しみにくれる度、
私はいつも幼き頃歌った賛美歌に励まされる。

♪まもなくかなたの流れのそばで
楽しく会いましょう
また友達と
神様のそばのきれいなきれいな川で
みんなと集まる日の
ああなつかしや♪

Sさんありがとう。
また、会いましょう。

そして、ご家族の上に、
慰めがありますように。
心からお祈り申し上げます。