2012年3月18日日曜日

優しい精子とお姫様卵子

今日のコラムでは、


こんな本をご紹介しました。

赤ちゃんが生まれる―いのちの冒険旅行/ニルス タヴェルニエ

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幼年版 赤ちゃんが生まれる/ニルス タヴェルニエ

¥1,365
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増補改訂版・人のからだ (ニューワイド学研の図鑑)/阿部 和厚

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上の2冊をTさんから読んでもらった春から新1年生の女の子が
すぐに、絵を書き出しました。

$伝えあう命の始まりの物語。誕生学アドバイザーよしゆうこ

嬉しいことに、精子がかわいいでしょ?
私は、精子が競争するってイメージが苦手です。

この絵は騎士のように卵子を守っている感じ。
もう、目がラブラブになっちゃう。

そして、真ん中にピンクで描かれた、お姫様チックな卵子。

このイメージが脳に刻まれ、
性に対する物語が出来てたらいいな~。
10歳までに記憶の脚本ができるといわれています。

性という文字を見た時に、
こんな素敵なイメージを持っている子ども達が増えれば、
世界はすこし変わってくるんじゃないかしら。

そんな、すてきなすてきな落書き、いえ、芸術です。

「ほらほら、写真写真」と、
デジカメ故障中の私にかわり、
撮影して、送ってくれたのははTさん。

いつも私を励まし、鋭い視点で指摘を頂き、
さりげなくサポートしてくれるTさん。
たこかあさんの科学の視点と感性が大好きです。

イメージって本当に大切だな~って感じます。


心配になったかた、大丈夫、大丈夫。
大きくなっても、大人になっても、
イメージ変換は可能だといいます。

だから、性の健康教育も、肩の力を抜いて、
簡単、簡単、と10回つぶやいてくださいませ。

簡単って回路を脳の中に作っちゃいましょう~。

2012年3月16日金曜日

受精卵

震災から1年。

一年前の今日、
体調不良で学校を休んでいた息子と
テレビをみていて、リアルタイムで震災をしりました。

画像はわすれることができません。
息子のおびえた青い顔も。

遠く、ゆれもしなかった札幌で
テレビをみていた人間でさえ、こんなにショックをうけた震災。
被災された方々の心中はいかほどでしょう。

そんな日3月11日に、性の健康教育のコラムなんて
掲載していただいて、いいのかしら?
(2月から毎週日曜日に北海道新聞朝刊生活面にコラム書かせていただいています。)

いいのか、悪いのか、
私にはわかりません。

ただ、私にとって、
性の健康教育は祈りなんだと最近感じています。

子ども達の、全ての人の命を守るための
大切な情報。
どうぞ、この情報にふれて下さい。

だから、震災の日のあさから、
性の健康教育でもゆるして下さいませ。

今日のテーマは、
命つなぐ神秘の美しさです。

受精卵の80%は育たないと言われます。
コラムには受精卵の美しさを表現しましたが、
この受精卵が育つこと、
生き抜いて生まれてきたこと、

そして、今までの人生を生きてきたこと、

このこと自体が本当に奇跡!

おこがましいですが、
それでも、

生きていてくださってありがとうございます。
生まれてきてくださってありがとうございます。
であってくださって心から感謝します。


冒頭の写真は幼児が書いてくれた、
精子と卵子の絵です。


またこのことは後日!お楽しみに

2012年3月2日金曜日

@ICOROほくいく共同組合

Icoro(ほくいく協同組愛) 
こんなすてきな育てを応援する団体があります。

ICOROのブロブより~

Icoroは、アイヌ語で「宝物」という意味です。
2009年春、「子育ては崇高な人材育成!」を理念に掲げて、発足しました。
子供の心を育てることを何より大切に思う私たち。子供たち、そして北海道の未来を明るく素晴らしいものにしたい!と活動しています。

Icoroが大切にしている5つのキーワード「愛・命・絆・心・夢」 
  愛:愛すること、愛されることを幸せと感じる子どもに育てよう 
  命:自分の命を大事にし、他者の命と尊いと思える子どもに育てよう 
  絆:周囲の人との良好な関係を築ける子どもに育てよう 
  心:どんな環境におかれても自分の感情をコントロールできる 
    子どもに育てよう 
  夢:将来の夢を積極的に考える子どもに育てよう 

ね、すてきでしょWハート

今日はなんと、あこがれのこの
ICOROの茶話会で 性のお話をと声をかけていただき、

性の健康教育と、誕生学について、
30分でギュッっとエッセンスを
30名ほどの方にお伝えしてきました。

幸せ梅幸せ梅

月一度の茶話会でもう、ほっこりやわらか~く心ゆるゆるのママたち。

ついつい、嬉しくなって、あれもこれもと、
弾丸のようにお話しちゃいました。
ちょと反省うう

性のこと、答えはないです~。 
子育てと一緒です。 
ですから、ご家庭のルールがあっていいと思います。 

命を守る、科学、健康、セルフケア 
そして、わくわく、ぽかぽか、 
こんなキーワードをすこし頭の引き出しに入れておいて頂けるとうれしいです LOVE

ICOROスタッフの皆様 
今日はすてきな機会をありがとうございました! 

言い忘れたことが一つ! 
「俺たちにこんないやらしいこと教えていいの?今まで誰も教えてくれなかったよ」 
これは、メグさんの性の健康教育を伝えた小学校5年生の男の子がそっと私に問いかけてくれた言葉です。 

「大好きな君の命が始まったときのこと。私はちっとも嫌らしいとは思っていないよ。 
こんな言葉を伝えると、背も私より大きな、すかした5年生はにやりと笑って、 
走って行きました。 

「いやらしいと思うことは自然なこと。ただ、君が次の命をつなぐ時には、 
思い出してくれたら、いいな。君の命が始まったときのこと」 
この後半は慌てて背中に伝えたので聞こえたかな? 

凹むといつも思い出します。 
子どもたちに、愛から始まるメッセージを先に伝えたい。って。 

虐待、いじめ増加って、記事が夕刊の一面に載っていました。

大切に大切にされた宝物のような命、
周りの命の大切にできる未来人、かっこいい!

そんなかっこいい大人になってね!

これは誕生学のメッセージです。

未来人のために、私たち大人ができること、
真剣に取り組んでいきたいと改めて感じています。