2008年7月31日木曜日
萌黄色 8月定例会
今日は8月の定例会。
札幌市市民活動サポートセンター、男女協同参画センターに 活動団体として
団体登録をするための準備と、8月28日にピーチハウスで 毎年開催する
「からだの科学」のワークショップの打ち合わせが主な議題。
「からだの科学」の子どもワークは、開催する機会が少ないのです。
ピーチハウスは受講した保護者の方が、家庭のなかで性のことを伝えるのが一番自然なことと考えていることと、保護者が必ずワークを受講することが必要なので開催機会が自然と少ないのです。それでも、子どもワークを開催の要望があり、子どもワークを開催することにしました。子どもワークは8/30の予定です。
ちょっとしたお楽しみに子どもとお話を楽しんでみたり、
フルーツポンチを 作ってみようと企画中。遅ればせながら、
今からワーク周知資料を作成します。 HPにもUP予定ですが、
はやめに詳細を希望の方は、右上のほうのピーチハウスメールアドレスまでご連絡ください。
(詳細プロフィールを表示の部分をクリックし、Emailの部分をクリックするとアドレス入力不要です)
2008年7月26日土曜日
ソープワートのように
2008年7月22日火曜日
手作り石けん 北海道別海町
機会を得て、道東の別海町・酪農と漁業の町のNPO法人
「スワンの家」の石けん工房を見学してきました。
スワンの家は、授産施設で障害者の方の就労支援と地域活動支援センター
で 喫茶「ふれあいの家」・廃油リサイクル石けん・お菓子・天然酵母パン
・木工品の手作り、販売等を主として行っているそうです。
廃油液体石けんの作業工程を見学しましたが、
石けん作りの要、「混ぜる」が手作業でした。
ひたすら、混ぜる。
もちろん10分ほど体験した私にとって楽しい作業
でしたが、毎日となると・・・。
また、固形や粉石けんとなると
機械で混ぜますが、色々なタイミングを逃さないため
じっと見ていなければいけないそうです。
作業を見ていると、ふと、手作りの石けんには
こんなに沢山の人のエネルギーがこめられて
いる石けんなんだと気づきました。
大きな工場で機械的に作られるものと
人の温かい手で作られるもの、
私は人の手で作られたものが好きです。
「喫茶ふれあいの家」から森を眺め
300円のお菓子つきコーヒーをいただきながら
こんなことを考えました。
ぜひ、道東を旅行する折には、別海町町役場の前にある、「ふれあいの家」にお立ち寄り下さい。
とてもすてきな空間とおいしいパンやお菓子、もちろん別海町特産の牛乳、アイスもありますよ。
写真は別海ものではありませんが同じように広大な大地です。
「スワンの家」の石けん工房を見学してきました。
スワンの家は、授産施設で障害者の方の就労支援と地域活動支援センター
で 喫茶「ふれあいの家」・廃油リサイクル石けん・お菓子・天然酵母パン
・木工品の手作り、販売等を主として行っているそうです。
廃油液体石けんの作業工程を見学しましたが、
石けん作りの要、「混ぜる」が手作業でした。
ひたすら、混ぜる。
もちろん10分ほど体験した私にとって楽しい作業
でしたが、毎日となると・・・。
また、固形や粉石けんとなると
機械で混ぜますが、色々なタイミングを逃さないため
じっと見ていなければいけないそうです。
作業を見ていると、ふと、手作りの石けんには
こんなに沢山の人のエネルギーがこめられて
いる石けんなんだと気づきました。
大きな工場で機械的に作られるものと
人の温かい手で作られるもの、
私は人の手で作られたものが好きです。
「喫茶ふれあいの家」から森を眺め
300円のお菓子つきコーヒーをいただきながら
こんなことを考えました。
ぜひ、道東を旅行する折には、別海町町役場の前にある、「ふれあいの家」にお立ち寄り下さい。
とてもすてきな空間とおいしいパンやお菓子、もちろん別海町特産の牛乳、アイスもありますよ。
写真は別海ものではありませんが同じように広大な大地です。
2008年7月20日日曜日
ジュニアリーダーくん、ありがとう!
昨日は子ども会のバスツアーに
地区の育成委員として参加してきました。
バス5台を連ね、総勢約250名で
行き先のわからないミステリーな旅です。
その引率をしてくれるのが
ジュニアリーダーの中学生から高校生くらいまでの
お兄さんお姉さんです。
バスの中でゲームをしたり
目的地に着くとグループ行動のために
プレートを持って先導してくれます。
その頼もしいこと・・・。
この日行ったのは、小樽の鉄道記念館と
余市の宇宙記念館でした。
どちらもスムーズに楽しむことができました。
ところで、名簿を見てあれ!?と、思ったのですが
私たちの班の引率をしてくれたのが
私の息子と同じ中学の同級生だったのです。
帰ってから息子にそのことを話しました。
「Tくん、ジュニアリーダーでかっこよかったよ!!」
すると息子は
「ええっ!?Tが・・・?信じられない。
けっこう先生に怒られたりするタイプのやつだよ。」
「そんなことないよ。落ち着いて、IやD(近所のやんちゃな子)
が、ふざけてからんでも適当にいなして堂々と仕事してたよ!」
「本当!?イメージとちがうなあ・・・。」
学校でのTくんはどんな風なのかなあ。
彼を叱る先生は今日のようなT君を知っているのかしら?
子どもって、案外自分にはられたイメージを守るように
良くも悪くも行動してしまうところが
あるのかもしれません。
だとしたら、学校だけじゃなく
ちょっと違う自分になれたりする世界を
もてることが大切なんだなあと、思いました。
そして、大人はまだ成長期の
どんな風にも変わりうる子どもに
早くからレッテルを貼らずに
ニュートラルな目線をおくることって
大事だなあって、ちょっと反省もこめて
思いました。
2008年7月17日木曜日
ラズベリー
昨夜月一度の定例会が開かれました。
採りたてのジューンべりー、ラズベリー、ブラックベリーを
つまみながら、ピーチハウス格言???が
一つ飛び出しました。
「量ではかる(測る、計る、量る)のはやめよう。」
ワークショップをしていると参加者がとても少ないときがあります。
また、学校開催のときには相手を内容に惹きつけられず、
無力感や、徒労感に苛まされるときがあります。
小さいときから、「数量化」に慣れてつい私たちは
何事も「数量化」しがちです。
準備に10の時間かけたのに、結果は1だった。
主催者側が5人いるのに参加者は2人だった。
参加者が50人だが、もしかして一緒に考えてくれた
参加者はごく一部だった。(もしくは1人もいなかった)
ピーチハウスの収入より、支出が多い;などなど。
もちろん客観的に数量化して、検討し
ワークショップの内容を組み立てて行くことは必要です。
でも自分に自分で成績表をつけるのはやめにしよう。
まずはどんな形であれ「出会い」に感謝。
出会えなければつながることは不可能です。
そして、こんな風に話し合える仲間
がいることに
感謝です。
「つながる、つなげる」
昨夜はこんな夜でした。
採りたてのジューンべりー、ラズベリー、ブラックベリーを
つまみながら、ピーチハウス格言???が
一つ飛び出しました。
「量ではかる(測る、計る、量る)のはやめよう。」
ワークショップをしていると参加者がとても少ないときがあります。
また、学校開催のときには相手を内容に惹きつけられず、
無力感や、徒労感に苛まされるときがあります。
小さいときから、「数量化」に慣れてつい私たちは
何事も「数量化」しがちです。
準備に10の時間かけたのに、結果は1だった。
主催者側が5人いるのに参加者は2人だった。
参加者が50人だが、もしかして一緒に考えてくれた
参加者はごく一部だった。(もしくは1人もいなかった)
ピーチハウスの収入より、支出が多い;などなど。
もちろん客観的に数量化して、検討し
ワークショップの内容を組み立てて行くことは必要です。
でも自分に自分で成績表をつけるのはやめにしよう。
まずはどんな形であれ「出会い」に感謝。
出会えなければつながることは不可能です。
そして、こんな風に話し合える仲間
がいることに
感謝です。
「つながる、つなげる」
昨夜はこんな夜でした。
2008年7月13日日曜日
一粒が千に
2008年7月11日金曜日
ジューンベリー
2008年7月10日木曜日
レインボーフラッグ
北海道大学で古河講堂の一部屋に掲げられたレインボーフラッグを見つけました。
このレインボーフラッグは、性の多様性の象徴として様々な場面や機会に登場します。
札幌で毎年秋に開催されているレインボーマーチで見たことがありませんか?
先日、多様な性をもつ当事者から直接、話を聴く機会がありました。
非常にプライベートなことまで語ってくれた当事者の一言、一言が、重みを持って私の心に入ってきました。
心に突き刺さる言葉がありました。
「ほとんどの人が総論賛成・各論反対なんです。差別はいけない、と言いながら、自分の子どもや身内は絶対に許さない」
「自分の体が嫌なんです。とにかく嫌で、嫌で、小さい頃から何度も死にたいと思いました」
一番受入れてほしい愛する親に、家族に、身内に、拒絶される悲しみはどれほどのものなのでしょうか。
「変だね、お前はおかしいね。」と、幼い頃から言われ続ける苦しみはいかばかりなのでしょうか。
自分の子、地域の子、そしてこれまで接してきた子どもたちの顔と輝かしい瞳が次々に浮かんできました。
言ってあげたい。自分自身にも、子どもたちにも、周りの人たちにも。
「なりたい自分になってほしい。私はあなたの応援団!」
「ゲイ」 「レズビアン」 「バイセクシャル」
「トランスジェンダー」 「インターセクシャル」
「クエスチョニング」 「アセクシャル」 「クイア」
上記で知らない言葉があるならば、「どういうことなのか」を知る一歩が必要でしょう。
少数派に優しい受容社会は、まちがいなく、多数派にとっても優しい社会になるでしょうね。
2008年7月8日火曜日
みんな違って当たり前
ラベンダーと魔女
2008年7月5日土曜日
「からだの科学」子どもワークショップ
今日は先日の「体の科学」大人ワークに引き続き
子どもワークショップをやってきました。
このワークで子どもたちに伝えたいことは
たくさんありますが、
中でも大切にしたいのが
自分自身の成長に伴う変化が
健康で、自然で、すばらしいということです。
さまざまな情報が氾濫する中に
生きていく子どもたちに
自分を大切に思う気持ちを
もって欲しいと願いつつ
まだまだ拙いながらも
一生懸命お話しさせてもらいました。
メンバーが高学年に向けてのワークをやっているあいだ
待っている低学年の子どもたちに
絵本を読んだり、お話したりしました。
これが楽しかった!!
子どもたちはお話したいことを
いっぱいいっぱいもっているんですね。
こちらがちゃんと聴こうと思うと、
かごに山盛りにしたキャンディーが零れ落ちるように
ぼくもわたしもと、たくさんのお話を聴かせてくれて
とっても楽しい時間になりました。
今日来てくれたみんな、どうもありがとう!!
2008年7月4日金曜日
私信:幕別高校3年生のみなさんへ
志堅原は7月3日、幕別高校でデートDV(デート相手からの暴力)防止教育のファシリテーターを務めました。大切なことを伝えるために行ったのですが、逆に大切なことにたくさん気付かせてくれた幕別高校3年生の皆さんに感謝しています。
何より、「ファシリテーター」とは、正しい情報を伝え参加者が自分で考えられるように環境を整える者で、正しいことを教える役割ではない、という大切なことに気付かせてくれました。皆さんと一緒に考えよう、という対等な姿勢ではなく、とにかく教えよう、という上から目線だったと反省しています。私は、つらいデートDV事例とその暴力を数多く知っているので、皆さんにDVの被害者にも加害者にもなってほしくない、という思いがとても、とても、強すぎたのかもしれません。
また、「伝える側」も悲しい気持ちや動揺を言葉にして伝えてもいいのだ、ということにも気付かせてくれました。
私は新聞記者を経て渡米、その後大学で教鞭をとって12年になります。が、高校での講義は初デビュー。まさしく初心者です。今どきの高校生に会って知り合いになるのをかなり楽しみにしていました。しかし、会場に入ったときに、これまで経験したことのない状況にひどく戸惑いました。
動揺すると、心の「ゆとり」がなくなります。どう近づいたらいいのか、と考えようとするのですが焦って思いつかない。皆さんの応援と助けがほしかった。近づきたい、という思いが空回り。そうすると、さらに「ゆとり」がなくなる。まさしく悪循環です。皆さんの関心を上手く引き出すことができなかったことを謝ります。そんな状況で、長い時間話しを聞いてくれて本当にありがとう。
今回、皆さんに配布したデートDVの資料を捨てないで、もう一度ゆっくり目を通してほしいです。まずは身近にあるDVとその暴力に気付いてほしい。
束縛は危険!相手を思いのままにしようとする「支配」の始まりで、デートDVの始まりです。
「あなただけ」「君だけ」という二人の世界も危険!周りの声が聞けなくなってデートDVが起こっても気付けなくなる。
一人ひとりが、上下や主従関係のない対等な幸せな交際をしていってくれるのを心から願っています。
また、2度にわたって帯広駅までの車中で皆さんの様子を観察することができて幸運でした。
楽しかったです。
今回の出会いのきっかけをつくって頂いた野澤早苗先生には、特に感謝しています。
次回は、北海道大学でデートDV防止教育の実施です。最善を尽くします。
応援してくれると嬉しいです。
何より、「ファシリテーター」とは、正しい情報を伝え参加者が自分で考えられるように環境を整える者で、正しいことを教える役割ではない、という大切なことに気付かせてくれました。皆さんと一緒に考えよう、という対等な姿勢ではなく、とにかく教えよう、という上から目線だったと反省しています。私は、つらいデートDV事例とその暴力を数多く知っているので、皆さんにDVの被害者にも加害者にもなってほしくない、という思いがとても、とても、強すぎたのかもしれません。
また、「伝える側」も悲しい気持ちや動揺を言葉にして伝えてもいいのだ、ということにも気付かせてくれました。
私は新聞記者を経て渡米、その後大学で教鞭をとって12年になります。が、高校での講義は初デビュー。まさしく初心者です。今どきの高校生に会って知り合いになるのをかなり楽しみにしていました。しかし、会場に入ったときに、これまで経験したことのない状況にひどく戸惑いました。
動揺すると、心の「ゆとり」がなくなります。どう近づいたらいいのか、と考えようとするのですが焦って思いつかない。皆さんの応援と助けがほしかった。近づきたい、という思いが空回り。そうすると、さらに「ゆとり」がなくなる。まさしく悪循環です。皆さんの関心を上手く引き出すことができなかったことを謝ります。そんな状況で、長い時間話しを聞いてくれて本当にありがとう。
今回、皆さんに配布したデートDVの資料を捨てないで、もう一度ゆっくり目を通してほしいです。まずは身近にあるDVとその暴力に気付いてほしい。
束縛は危険!相手を思いのままにしようとする「支配」の始まりで、デートDVの始まりです。
「あなただけ」「君だけ」という二人の世界も危険!周りの声が聞けなくなってデートDVが起こっても気付けなくなる。
一人ひとりが、上下や主従関係のない対等な幸せな交際をしていってくれるのを心から願っています。
また、2度にわたって帯広駅までの車中で皆さんの様子を観察することができて幸運でした。
楽しかったです。
今回の出会いのきっかけをつくって頂いた野澤早苗先生には、特に感謝しています。
次回は、北海道大学でデートDV防止教育の実施です。最善を尽くします。
応援してくれると嬉しいです。
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