2008年7月10日木曜日
レインボーフラッグ
北海道大学で古河講堂の一部屋に掲げられたレインボーフラッグを見つけました。
このレインボーフラッグは、性の多様性の象徴として様々な場面や機会に登場します。
札幌で毎年秋に開催されているレインボーマーチで見たことがありませんか?
先日、多様な性をもつ当事者から直接、話を聴く機会がありました。
非常にプライベートなことまで語ってくれた当事者の一言、一言が、重みを持って私の心に入ってきました。
心に突き刺さる言葉がありました。
「ほとんどの人が総論賛成・各論反対なんです。差別はいけない、と言いながら、自分の子どもや身内は絶対に許さない」
「自分の体が嫌なんです。とにかく嫌で、嫌で、小さい頃から何度も死にたいと思いました」
一番受入れてほしい愛する親に、家族に、身内に、拒絶される悲しみはどれほどのものなのでしょうか。
「変だね、お前はおかしいね。」と、幼い頃から言われ続ける苦しみはいかばかりなのでしょうか。
自分の子、地域の子、そしてこれまで接してきた子どもたちの顔と輝かしい瞳が次々に浮かんできました。
言ってあげたい。自分自身にも、子どもたちにも、周りの人たちにも。
「なりたい自分になってほしい。私はあなたの応援団!」
「ゲイ」 「レズビアン」 「バイセクシャル」
「トランスジェンダー」 「インターセクシャル」
「クエスチョニング」 「アセクシャル」 「クイア」
上記で知らない言葉があるならば、「どういうことなのか」を知る一歩が必要でしょう。
少数派に優しい受容社会は、まちがいなく、多数派にとっても優しい社会になるでしょうね。