2010年3月28日日曜日

いじめ裁判の報告


すでに新聞報道などでご存知かもしれませんが、
北海道の滝川市で2005年に起きたいじめ自
殺事件で、画期的な和解が成立しました。

子どもが多くの時間を過ごす学校現場で、こう
したいじめは今も後を絶ちませんが、被害者に
寄り添った今回の和解は、今後も起こるであろ
う教育裁判にとって、「良い例」となると思わ
れます。

今回の和解には
①『自殺の予見可能性』を認めたこと 
②「調査報告義務違反」でも、滝川市教委の「記者会見」
での嘘を具体的に謝罪させたこと 
③必要に応じて「第三者による調査など」を約束させたこと 
④北海道が、再発防止のため、本件和解調書の写しを北
海道内の市町村教育委員会に送付し、教職員に周知徹底
するよう指導すること 
⑤北海道は「原告メッセージ」を併せて送付すること 
⑥滝川市は、和解の骨子を「広報たきかわ」に掲載すること 
が書かれました。

下記にネット記事やTVニュースを掲載します。

朝日新聞
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001003270004
毎日新聞
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20100326hog00m040013000c.html

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20100326-OYT8T01282.htm

時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010032601132

47ニュース
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032601000820.html

日テレニュース
http://www.news24.jp/nnn/news8811525.html

2010年3月19日金曜日

見張り役


わが息子
10歳。縄張り意識強し。

かまぼこの板が欲しいというので渡すと、
表:立ち入り禁止 裏:入るな!と絵の具で書き、
部屋の入り口にぶら下げる。

子どもの部屋は子どものプライバシー。
だからこそ、私は小学生には個室は作りたくないと思っていた。
理想ではなく、面倒だから。

でもね、なぜか息子は自分の部屋を持ち、
入るなという。

ま、面倒なので普段は入室しないが、
洗濯物をどうしても干したいときは入るぞと約束してあるので
入っちゃう。

で、息子、見張り役をおいた。
上の写真は見張り役さん。
この顔を見ると、「ご苦労様」と
ひれ伏して、入室する気がうせる。
なかなかやり手の方です。

2010年3月18日木曜日

仰岳大志 望洋前進


 ある校長先生からお話を伺いました。
公務のため外出される直前とのこと、お話した時間は
2、3分だったと思います。
 「貴校の生徒さんはどんな生徒さんですか?」と質問すると、
 「自慢の生徒です。素直で、挨拶は必ずしてくれます。
  恥ずかしがりやのところもありますが、
  人の話をしっかりと聞いて色々な感想を書いてくれます。」
 「校外でも『わが校の生徒は自慢の生徒だ』と自慢し、
  生徒にもこんなことを自慢してきたと話します。」
こんなお答えが返ってきました。

 自分の学校の生徒のこと、わが子のこと、もちろん良く知っているからこそ、
良いところも、大人からみて課題と思えることも見えると思います。
 
 謙遜は日本では美徳とされており、習慣的につい謙遜したくなります。
でも、生徒の良いところを認めしっかりと褒める校長先生のお話は、
私達の心に心地よく感動的に響きました。

 お話をされた校長先生は、
北海道立岩内高等学校 村田 尋如校長です。

2010年3月12日金曜日

こんな講座がありますよ~



ワークショップ形式を取り入れたり、参加者がたくさん声を出せる
よう工夫した計10時間の講座です。
子育て中のママだけでなく、性別問わず幅広い世代の方が参加をし
ていただけるような工夫をしています。

【さっぽろ市民カレッジ・ご近所先生企画講座】
●講座名:「冒険遊び」で子育てのススメ!
-お外でワクワクドキドキイキイキ☆―

いっぱい遊んで大きくなあれ。
外遊びの極意を探ってみましょう。
お子様も一緒にどうぞ。
素敵な仲間と出会えるチャンス!
※託児はありません。
受講会場にお連れいただくことになります。
※実際に子どもを遊ばせる講座ではありません。
大人のためのおしゃべり講座です。

●講師:岡村恵子
●会場:ちえりあ(西区宮の沢1条1丁目1-10)

●開催日時:
[オリエンテーション] 5/12(水)
[講 座] 5/19~6/23(6/16を除く)
     毎週水曜 10:00~12:00(全5回)

●申し込み締切:4月15日(必着・申込多数時抽選)
●受講料: 3,000円(別途材料費600円)
●定 員: 20名
●申込方法:札幌市生涯学習センターに、はがき、FAX(671-2334)、
来館、あるいは、ちえりあホームページ(https://chieria.slp.or.jp/)
など、いずれかの方法で。
必要事項(=講座名、名前(ふりがな)、住所、電話番号、性別、
年齢)
●問い合わせ先:札幌市生涯学習センター事業課 電話671-2311

●講座内容
5/12(水)【オリエンテーション】
1時間程度で、講座内容や持ち物などを詳しく説明します。
このオリエンテーションは講座の回数には含みません。
参加は自由です。

1回目5/19(水) 自分はどんな子どもだった?
2回目5/26(水)“冒険遊び場”ってどんなところ?
3回目6/2(水) 小冊子『子どもはおとなの育ての親』を
        読んでみよう。
4回目6/9(水) “子どもがいきいき遊べる環境づくり”って?
5回目6/23(水) これくらいならできるかな、私にも。

2010年3月10日水曜日

右脳と左脳

友人からこんなページを紹介された。
http://caferoman.seesaa.net/upload/detail/image/lr.gif.html
どっち回りに見えますか?

本当は色々なページを紹介しないほうが
どうしても広告に協力しているかたちになるし
と考えつつ、紹介してしまいました。

右回転に見える人、左回転に見える人、途中で変わる人
人というより、その時右脳、左脳どちらが働いているかということになるそうだが。

私は朝は左→右回転、他の時間は常に右回転にしか見えません。
ここでふと思うのです。
時間によって考えること、感じることもかわるのかな?

案外自分が良いとか正しいと考えることも
時間によって変っていたりして。

一つのことをとても良いと考えることが苦手。
また一つの考えを提示するのも苦手。
それは私の脳のせいだ!
ということにしたい!
自分が信念を持ったり、しっかりしたり
することが苦手なわけの
長い長い言い訳でした。

2010年3月5日金曜日

名前のこと



この間友人が、子どもの頃飼っていたペット
の名前について話してくれた。

友人のうちにいたネコの名前が「タヌキ」と
いう名前だったという話なのだが、子どもだ
った友人が、「うちのタヌキがね」と話すも
のだから周囲が驚いたの何のって。

もうひとつ、これは雑誌で読んだのか、新聞
のコラムだったのか、はたまたテレビだった
のか忘れたけれど、ペット禁止のマンション
でネコ(だったと思う)に「コトリ」という名
前を付けた人がいたという。

そういえば、私のうちにも「ポチ」という名
前のセキセイインコがいて、よくしゃべる鳥
だったから「ポチ~、ポチおいで~」と、母
そっくりの声でしゃべっていたっけ。

さてわが家の長女、夫と相談して決めた時、
ハタと気付いた「中学時代の仲良しと同じ名
前だ」って!
その友人は目が大きくて可愛くて、勉強も運
動も良くできたからあやかることにした。
でも一応、友人には知らせておこう、と電話
をしたら「こちらこそ光栄だわ~」と、とて
も喜んでくれたっけ。

最後に二女の名前。
二女が生まれた時は、ほとんど同じ名前の子
はいなかったのだけど、最近は同じ名前の有
名女優のお陰か、名前ランクで1位になった
こともあります。

デパートなどで、どこかのお母さんが同じ名
前の子を呼んでいたりすると、思わず「はー
い」と二女が返事しちゃうことがありました。

同じ名前はあっても、やっぱりその子は1人。
たったひとりの、かけがえのない子ども。

2010年3月4日木曜日

夢は遠くない


    夢を持つかぎり

    努力するかぎり

    夢は遠くない


先日、NHKのテレビ番組で、バンクーバー冬期オリンピック男子フィギュア銅メダルを獲得した高橋選手を特集していた。

彼の卒業した中学校の石碑に書かれていたのが上記の言葉。


高橋選手は携帯を向けて、しきりにアングルを変えながら写真におさめていた。
「重たくなくていいよね」


私もそう思った。
でも、十二分に後押しされる力を感じる言葉だった。

2010年3月3日水曜日

もう一回、「うた・はた」あります。


2月に「どうしていますか?卒業式」という
タイトルで、毎年この時期に小学校や中学校で
歌われる「君が代」や、掲揚される「日の丸」
について、それぞれの立場(保護者や教員、その
他)の方たちに集まっていただきました。

「国歌や国旗」でなくても、どんな「うた」でも、
それを何の説明もなく「歌いなさい」って強制さ
れたらどんな気持ちになる?
立って「はた」に頭を下げなさいって押し付けら
れたらどんな気持ち?

そういう話をしました。
そうしたら、今までよくわからなかったことが
ある保護者のかたには「へぇ、そういうことか」
「なんであれ、強制はやめてってことか」「ちゃ
んと、その年齢にあった、説明をして理解しても
らうって難しいけど、はしょっちゃダメよね」
という、「気付き」になりました。

「君が代」のうたが好きな子もいるし、「日の丸」
に誇りを持つオトナがいてもいいじゃないですか?

ただ、「それがイヤだ」って言う人には、無理強い
する前に「どうしてイヤなの?」ってきいてほしい…。
そんなことで、3月はまた別の切り口から「うた・
はた」について、新岡さんから学びます。
4月に「入学式」もあるから、新1年生になる子ど
もがいる人は、話を聴くだけでもいいんじゃない
でしょうか。

いつ?
3月6日(土)10時~12時半

どこで?
さっぽろ自由学校[遊]
(中央区南1西5愛生舘ビル2階)

誰が話すの?
新岡 昌幸さん

ただ?
参加費500円

2010年3月1日月曜日

性器の話




「お母さん!ほら、ほら性器の話みたいに、録音したほうがいいよ~。」

小学校4年生の息子の言葉。

また性懲りもなく、お話を覚えようとしている。
そして、息子はいつものごとく頼みもしないのに
試験官。
厳しい!厳しい!一語一句真剣にチェックし、
ここぞとばかり、指摘を頂く。

「○○が」じゃなくて「○○は」!
違うよ!違うよ!まだ半分。
いつさ、本番は?
う~んそれじゃ今日から真剣にすれば、何とかなるか?
でも、録音して、車の中でも、ご飯作りながらでも
一生懸命聞かなきゃ間に合わないよ。
ほら、やらなきゃいけないことは、さっさとする!

どことなく、嬉しそうな息子。
でもね!「性器の話」ではなくて、
「からだの科学」だって言っているじゃない!
半分真剣、半分負け惜しみ。
さてさて、逃避していないで、覚えますか。