ある校長先生からお話を伺いました。
公務のため外出される直前とのこと、お話した時間は
2、3分だったと思います。
「貴校の生徒さんはどんな生徒さんですか?」と質問すると、
「自慢の生徒です。素直で、挨拶は必ずしてくれます。
恥ずかしがりやのところもありますが、
人の話をしっかりと聞いて色々な感想を書いてくれます。」
「校外でも『わが校の生徒は自慢の生徒だ』と自慢し、
生徒にもこんなことを自慢してきたと話します。」
こんなお答えが返ってきました。
自分の学校の生徒のこと、わが子のこと、もちろん良く知っているからこそ、
良いところも、大人からみて課題と思えることも見えると思います。
謙遜は日本では美徳とされており、習慣的につい謙遜したくなります。
でも、生徒の良いところを認めしっかりと褒める校長先生のお話は、
私達の心に心地よく感動的に響きました。
お話をされた校長先生は、
北海道立岩内高等学校 村田 尋如校長です。