岩内厚生園(児童養護施設)を見学させて頂きました。
校区に施設がある小学校へ誕生学プログラムを届けるためです。
子ども達がどんな生活をしているか☆
どんなメッセージを届ければよいのか☆
もちろんプログラム自体は大きくは変わりませんが、
イメージするところ、言葉を選ぶこと、アクセント等
先生方と相談させて頂きながら、組み立てています。
今回はどうしても施設と
施設で子ども達と過ごす先生にお話を伺いたくて、
押しかけてしまいました。
お忙しい中丁寧に対応して下さった先生に感謝です。
北前船の時代からあるという
歴史の古い養護施設。
昨年新園舎を建てたばかり。園の中の素敵なホールは
優しいひかりと子ども達の声が天井からふってくる☆☆☆
そんな場所でした。
新築の際に、どこにいても子ども達とアイコンタクトがとれるようにと見通しのよい吹き抜けや職員室、
そして、どこへでも、
子ども達の声が届くようにとこだわったそうです。
主任先生のお話も印象的でした。
「子ども達はたいてい誰でも
親への葛藤はあります。
ここの子ども達は家庭での養育が困難できているので、
「親ってどうよ」という部分が大きい子どももいます。
それでも、保護者からの連絡には
口ではいろいろと言っていてもかならず出ます。
それから、親にあったこともないという
子ども達も自分のルーツを知りたがります。
もちろん場合によっては
誕生学のメッセージへの配慮を必要とする場合も
あるでしょうが、生まれるまでの様子、しっかり抱っこされた歴史の持ち主だということは、基本伝えてもらってもよいと
考えますよ。」
子ども達へのいのちのメッセージを
伝える責任の重さと、希望を両方感じた見学の時間でした。
研修中に子ども達を応援する大人の代弁者であれという大葉代表の
言葉を改めて噛み締めました。
そして、もう一つ、
高校生たちまで、一時預かりの1歳児がくると
嬉しそうに、抱っこしたり、お世話したち大騒ぎなんですよ。
こだわった園舎にした効果の一つですとお話する先生の言葉に、
誕生学を届けるときの赤ちゃんゲスト
なんとか実現したいな〜☆
こんなことを考えながら、
お忙しい中の対応に感謝しながら、
子ども達へ伝えるべく小学校へ向かいました。