2009年5月17日日曜日

子どもの救済の場

昨日行われた「子どもの権利救済制度ってなぁに?」
のシンポジウムは、当日道新に案内も載り、興味深い
集会でした。

シンポジウムでは、札幌市子どもの権利救済事務局次
長のKさんが報告者として、救済制度の実施一ヶ月の
状況を具体的な相談件数も示しながら丁寧に話してい
ました。

シンポジストとして参加された救済委員(弁護士)のU
さんからもこの一ヶ月の相談延べ数が600件を超え
た事で、広報が子どもたちにちゃんと届いていること、
スタッフはその対応に心をくだき、丁寧に接している
様子を話されました。

同じくシンポジストで市内の小学校教員Mさんさんは
先に子どもの権利条例を施行している奈井江町のよう
に「授業で子どもの権利条例について学習する」事が、
札幌でも出来るといいと話されました。

3人目のシンポジスト、元条例検討委員のIさんは「子
どもの貧困」について、この札幌にネグレクトが多い
ことやその実態を、数字を提示しながら条例に絡めて
話をしていました。

こうしたシンポジウムは、ちょっと硬い感じがします
が、子ども達の実生活に関わる問題を、きちんと捉え
る機会になり、看過できないのだと知りました。

子どもアシストセンター電話相談
子ども用0120-66-3783
おとな用011-211-3783