2009年8月31日月曜日
2009年8月29日土曜日
碧の洞窟
写真は有名な観光スポット「碧の洞窟」がある沖縄本島の真栄田岬。
砂浜ではなく、足元から珊瑚礁が広がる。
色鮮やかな様々な熱帯魚が、歩きながら水面の上からでも見える。
沖縄に帰省した。
息子は海に入ると自由な魚になる。
父親と二人、ゴーグルと子ども用浮き輪1つ、魚とり網1つを持って海へ。
まるまる3時間、陸には帰ってこなかった。
何と自分たちだけで入口を探し、碧の洞窟にも行ってきた。
とにかく魚の種類がすごかったらしい。
観光客向けの碧の洞窟ツアーは、ダイビングスーツとシュノーケル装備で半日がかり。
ただし碧の洞窟に実際に居る時間は20分にも満たないし、金額も大人1人5000円前後はかかる。
それでも多くの人が大満足で帰路に着く。
でも海の透明度は、何といっても慶良間(ケラマ)諸島。
あまりの美しさに、沖縄生まれの沖縄育ちでも感動する。
沖縄本島の那覇からボートで1時間以内で、日帰りもできる。
息子の札幌の友達にとくに、経験させてあげたい。
白さ際立つ入道雲と青い海を。
どこまでも見通せるキラキラ輝く海の中を。
熱帯魚と遊べる真夏の時間を。
2009年8月28日金曜日
しつけ
しつけって、躾と書く。身に美しいこと。
息子が怪我をして病院に通っている。
下校後で疲れている。
松葉杖生活で疲れている。
理由はあるだろう。
だが、待合の時間に眠っていた息子は
診察の間かなり不機嫌。
挨拶はもちろんせず、医師の顔も見ない。
辛うじて症状だけばぶっきらぼうに答える。
あまりにの態度に
医師も看護師も私の顔をみる。
もちろん、とっくに私は頭にきている。
(自分の怪我でしょう。小学校4年生でしょう。)
不機嫌の理由を問われても返事もしない息子。
沈黙のあと仕方なく「寝起きで不機嫌ですみません」と私。
さ~こんなときも深呼吸。
不機嫌な態度。でも困るのは誰だろう。
息子には支障がないのである。
怪我は消えず、症状は答えている。
医師も息子には怒らないし診察は中止にならない。
私は、「どんな躾をしているのか。わがままを許す親なのか」
と自分が見られるのを気にしている。
いつもはかんかんと怒るのだが、あほらしいから居直ることにした。
まったく情けない息子と自分。でも仕方がないかと。
後で態度が悪いと伝えると「だって眠いし何が悪い」・・・・・・・・・。
まったく親の顔が見たいものだ。と鏡をみてため息。
彼は自分が困ればきっと考えるに違いない。
次の受診日は支障があっても
一人で入ってもらおう。
どうしても医師に聞きたいことはメモしてわたしてもらおう。
怒っても、注意しても私が期待する効果があったことは
彼の場合なかったのだから。
子育てをしないと想像もしなかったことである。
躾とはこうも大変なことだとは。
おそらく自分も見本となるような
身に美しいこともしていないのだろうけど。
2009年8月25日火曜日
力と支配
そうだった、うちにもあった「力と支配」。
悪い事に、わたしは「それがあなたたちの
ためなんだから」と余計な押し付けまで
していたっけ。
この間の「お茶会」で、もう一度子育て
やり直ししたい?って質問に、私は「し
たい」って応えたけど、やり直したいの
は「どれだけ待てるか」って事。
私は「待てないオトナ(親)」だったなぁ。
最近思うのは、「子どもの権利条約」が
もっと私たちに浸透していれば、オトナ
は子どもとどう向き合うのがいいかが、
わかるんじゃないかしら…。
日本はせっかく子どもの権利条約を批准
したのだから、これを私たちが知らない、
使えないのは、当の子どもに失礼ではな
いのかなぁ…ここでもオトナの都合で子
どもに不利益を与えているのではないか
…などと考えている今日この頃なのです。
今年日本は、「子どもの権利条約」を採
択して20年を迎えます。
もっとオトナが知らなきゃね(〃⌒ー⌒〃)♪
悪い事に、わたしは「それがあなたたちの
ためなんだから」と余計な押し付けまで
していたっけ。
この間の「お茶会」で、もう一度子育て
やり直ししたい?って質問に、私は「し
たい」って応えたけど、やり直したいの
は「どれだけ待てるか」って事。
私は「待てないオトナ(親)」だったなぁ。
最近思うのは、「子どもの権利条約」が
もっと私たちに浸透していれば、オトナ
は子どもとどう向き合うのがいいかが、
わかるんじゃないかしら…。
日本はせっかく子どもの権利条約を批准
したのだから、これを私たちが知らない、
使えないのは、当の子どもに失礼ではな
いのかなぁ…ここでもオトナの都合で子
どもに不利益を与えているのではないか
…などと考えている今日この頃なのです。
今年日本は、「子どもの権利条約」を採
択して20年を迎えます。
もっとオトナが知らなきゃね(〃⌒ー⌒〃)♪
2009年8月24日月曜日
怒りの日
今日は、大昔イタリアのベスピオス火山が
噴火した日らしい。
それで、怒りの日だと早朝のラジオが話していました。
さて、昨日は以前ご紹介した
ー若者のデートにひそむ「力と支配」-という講演会に
メンバー何人かで参加してきました。
講演会の後少しの時間普段実務ばかりの話をしている
メンバーでお茶を頂きながらおしゃべりを楽しみました。
それで帰宅は18時前。
帰宅すると息子が
「今日は何の用でどこへいっていたのか」と私に尋ねます。
「ピーチハウスのことで、講演会を聞きに。」
「そうじゃなくて何を聞いてきたのか?って聞いているの」
「デートDVのお話」
「デートDVって何?」
「親密な関係での暴力のこと。親密だから家族や恋人が多い」
ここで!夕食を作りながら息子と私の会話を聞いていた夫が一言。
「それは勉強したほうがいいね。仕事にも役に立つだろう。」
あ~びっくりした~。ぐっと一言飲み込み「そうだね。」
少なくても私は我が家ではDVがあると考えています。
それは一方的ではないにしろ、夫婦間でも親子間でも。
力と支配に満ち溢れていると感じます。
へええええ~そんな風に考えているんだ。
ふむふむ。
『デートDVをなくすために』ー理解とサポートの基礎知識
山口のり子、中島幸子共著
この本に載っているデートDVチェックリストを
トイレに貼ってみようかな。
子ども達のために。そして私のために。
そして私達夫婦のために。
2009年8月17日月曜日
スコール
今日はスコールのように激しい雨が降りました。
また涼しくなってしまった・・・。もう少し夏が欲しい気持ちです。
さてさて前回の続き。
何かあったとき問題は誰にとってなのか。
そして本当に問題なのか。ちょっと深呼吸して考えてみましょう。
わが子には一応『メグさんの性教育読本』を読んで
我が家ルールを作り伝えてある。
低学年であり、特に相手の女の子には性欲はないと
思われる。
わが子はそのこと遊びたいようだ。
となると困っているのは親である「私」。
大人の私が子どもの将来を想像して不安になっているだけかも。
これだけのことを冷静に考えても
大人がわって入る必要なないようだ。
わが子にはちゃんと判断する力がある。
成長を待とう。
と考えられると思います。
もちろん、実際の問題はもっともっと
複雑でしょう。
でも、もしわが子が嫌がっていたら
それを「嫌だ」と相手にも家庭内でも
表現できれば一緒に考えていけます。
また、我が家ルールもプライベートな部分という
言葉と使って冷静に話し合えます。
こんな時に子どもと一緒に考えたいな。
(もちろん大人だけが考えることも必要です。)
子どもを育てていると将来の不安だらけだと思います。
特に子どもを取り巻く状況は決して今回の話題のように
深呼吸で乗り越えられることもあれば、もう少し大変な状況
のこともあるでしょう。
でも、子どもと自分を信じてみることが出来たらいいな。
そして考える事をやめたくない。
これがピーチハウスのからだの科学の
一つの目標です。
2009年8月9日日曜日
困っているのは誰でしょう
さて昨日の続きです。
「まだ小さいし、一瞬でしょ?性教育にもなって丁度いいじゃない」
え?こういう人こそピーチハウスの「からだの科学」を受けて欲しいわ。
な~んて内心思ったり、なんとしても自分の
思いを相手に伝えたくなります。
そして息子に女の子とは
遊んでいけませんと言いたくなったり。
その子と遊んでいると将来とんでもないことにならないか。
いっしょに遊ぶことで周りから変な目でみられないか。
どんどん不安は募ります。
さて、ここでちょっと立ち止まり深呼吸。
このことで困っているのは誰なのか
考えてみましょう。
子どもが困っている場合。
たとえば、本当は遊びたくないのに
強く強要されて相手の子どもと遊びそのことが苦痛の場合。
大人が間に入り、相手の子どもにも
ルールを伝える必要があるかもしれません。
でも、困っているのは
「私」である場合が多いのです。
息子が変質者になったらどうしよう。
変なうわさになったらどうしよう。
また、コミュニティーからはずされそうになったら
どうしよう。
性教育ってそんなことではないわ。
どうして解ってくれないのかしら。
小さいうちから露出するなんてなにか育て方に
問題があるのではないかしら。
2009年8月8日土曜日
「のりピー」と覚せい剤
早朝からふむふむと新聞を読む息子。
時面を追うだけなので、始終質問が飛んできます。
「のりピーって誰?」「覚せい剤って病気になるの?」
誰って聞かれても。「女優さん」「いい気持ちになるけど
薬がなくなると苦しくなるし、体も壊れるから体に入れてはいけないもの」
こんなところかな。ふぅ~。
さて前回の続き。
小学校低学年ぐらいまでの子どもたちが
性情報に興味を持つことや、性器を周囲に披露したり、
また、お医者さんごっこをしたり、キスをしたり、
マスターベーションを学校でしたり。
基本的には、性ホルモンの分泌量が少ないので
性欲があり行動に及んでいることはないと考えます。
他人が嫌がっているのに行動を強要している場合は
「イヤという人の意見が尊重される」ルール、
また、プライベートな行動(マスターべション)などは
プライベートな場所で行うことなどは子どもに
伝えていく必要があると考えます。
ただ、「同級生の女の子がパンツをさっとめくって
性器を見せる。息子は気持ち悪いとその場では嫌がっているが、
その子を一緒に遊ぶのがすき。」
息子も嫌がっている様子があるので親が相手の親に
やめさせて欲しいと申し出たところ、
「まだ小さいし、一瞬でしょ?性教育にもなって丁度いいじゃない」と
取り合ってもらえない。
こんなときどうしましょう。
続きは次回。
ここに書くことはあくまで個人的な意見です。
そして、文章も短くしています。興味をお持ちでしたら
ぜひ、『メグさんの性教育読本』など
メグさんの著書をお読み下さい。
2009年8月6日木曜日
花より男子になる前に
子育てをしていると様々なことを悩みます。
もちろん病気や不登校やいじめやもっと深刻な
悩みもたくさんおこってきますがそうでなくてもね。
たとえば、2人目の子どもが生まれたとき
上の子が赤ちゃんを攻撃するように感じる。
たとえば、乳児や幼児期の男の子が
女性の下着のカタログなどに強い興味を示す。
たとえば、幼稚園でキスが大好きな男の子がいて
女の子のわが子にキスをしている。
たとえば、男の子であるわが子が
パンツを脱いで走りまわり、幼稚園の
ママ友から苦言をうけた。
こんなときどうするか。
力の弱い者の生命を脅かすような行動は
いけないこと、また
相手を尊重する気持ち、
「いやだというほうの意見が常に尊重される」と
親として伝えなければなりません。
でも子どもはそこにとどまりません。
日々成長しています。
後は子どもと自分を信じて成長を見守る。
これが一番むずかしいけどね。
こんなことを昨夜の定例会ではなしました。
もっともっと深いお話でしたので
少しずつ書いてみますね。
2009年8月1日土曜日
「地方自治と子ども施策全国自治体シンポジウムin札幌」
●全体テーマ
「子ども支援・子育て支援と子どもにやさしい
まちづくり」
●1日目:9月3日(木)13時~17時半
札幌サンプラザ(北24西5)
・記念講演「子どものSOSと子どもにやさしい
まちづくり」
講師:トロント・ヴォーゲ
・シンポジウム「わがまちの子ども施策と首長の
イニシアチブ」
●2日目:9月4日(金)10時~16時半
札幌サンプラザと北区民センター
・分科会(第1~第7)
・全体会Ⅱ
※全体会は参加無料。分科会は1000円。
詳細はこちらから
http://www.city.sapporo.jp/kodomo/kenri/doc/shimpo/yoko.PDF
このシンポジウムは、喜多明人(早稲田大学)荒牧重人(山梨学院大学)
さんらが中心となって毎年全国で開催しているシンポジウムです。
※喜多明人
子どもの権利条約総合研究所代表・子どもの権利条約ネットワーク代表
「子どもたちがお互いを尊重しあえる関係を築くために」
●公開講座
ー若者のデートにひそむ「力と支配」-
・と き:8月23日(日)13:30
・ところ:札幌医大記念ホール(南1西18)
・講 師:山口のり子さん(アウェア代表)
・参加費:2000円
DVは親密な関係の相手に対するこころとからだ
への暴力です。DVはオトナだけの問題ではなく、
若者の間でもおきています。デート相手にする
ので「デートDV」と呼びます。(中略)
まわりの人たちはふたりのけんかと見がちで、
加害者の言い訳を受け入れて、被害者を責めて
しまいがちです。
それはみな、間違った価値観をもっているから
なのです。
自分が当事者にならないために、子どもたちを
加害者にも被害者にもしないために、DVの事を
知り、まちがった価値観に気づきましょう。
・主 催:NPO北海道思春期教育ネットワーク
※申込みは8/17までにFAXで事務局(札幌医大保健
医療学看護学科 杉山さん 011-612-5525)宛
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