2009年8月9日日曜日

困っているのは誰でしょう



さて昨日の続きです。

「まだ小さいし、一瞬でしょ?性教育にもなって丁度いいじゃない」
え?こういう人こそピーチハウスの「からだの科学」を受けて欲しいわ。
な~んて内心思ったり、なんとしても自分の
思いを相手に伝えたくなります。

そして息子に女の子とは
遊んでいけませんと言いたくなったり。
その子と遊んでいると将来とんでもないことにならないか。
いっしょに遊ぶことで周りから変な目でみられないか。
どんどん不安は募ります。

さて、ここでちょっと立ち止まり深呼吸。
このことで困っているのは誰なのか
考えてみましょう。

子どもが困っている場合。
たとえば、本当は遊びたくないのに
強く強要されて相手の子どもと遊びそのことが苦痛の場合。
大人が間に入り、相手の子どもにも
ルールを伝える必要があるかもしれません。

でも、困っているのは
「私」である場合が多いのです。
息子が変質者になったらどうしよう。
変なうわさになったらどうしよう。
また、コミュニティーからはずされそうになったら
どうしよう。
性教育ってそんなことではないわ。
どうして解ってくれないのかしら。
小さいうちから露出するなんてなにか育て方に
問題があるのではないかしら。